こちらの記事では、素人でもできたエアコンの掃除方法を解説しています。
- 自分でエアコンを掃除する方法
- エアコン掃除に必要な道具
- 参考にした動画
- 自分でエアコン掃除する際の注意点
- 自分で掃除がお勧めな人・お勧めでない人
カビの臭いがとても気になっていたので、送風ファンから熱交換器までガッツリ掃除してます。(フィルターのみの簡易清掃ではありません。)
こんにちは、巻です。
我が家にはエアコンが4台あり、節約の為自分で掃除してみたところ、意外と出来たのでご紹介します。
この記事には、とても参考になる動画も紹介していますので、こちらの記事と合わせてみて頂き、自分で出来るかの参考にして頂ければと思います。(参考動画はもう少し下です)
ブログやアフィリエイト、Wordpressを使用したWEBサイト制作、Uber Eatsの配達パートナーをしながら生活しています。
まずは、エアコン掃除を自分でやってみた感想・まとめをお伝えします。
自分でエアコン掃除やってみたまとめ
- すごい楽とは言えないが意外と自分で出来る
- 今後も自分でやる
- オススメではあるが責任取れない
- 作業時間は1台2時間程度
- 費用は5,000円未満
- ほぼカビの臭いがとれた
- 完璧を求めるなら業者に頼むべき
道具を揃えて、電気系統が濡れないようにしっかりと養生さえすれば自分でも出来る
業者にエアコン清掃を頼むと1台1万円程しますが、今回は道具をそろえるのに5,000円以下で済んだので、簡単計算で35,000円程節約出来ました。
また、エアコン清掃を自分で行った第一の理由である、カビの臭いが取れた(完ぺきではないです)のが何よりも良い成果でした。
ただし、だいたいのエアコンの取扱説明書には、自分で掃除をするなと記載があるので、実際にやるなら自己判断でお願いします。
一人暮らしでエアコンが1つしかないなんて人は、正直業者にやってもらっても良いかと思います。
掃除で出た汚れと汚れの取れ具合
上の画像でもカビがドバドバと落ちているのがなんとなく分かるとかと思いますが、気持ちよいくらいカビが取れました。
バケツに溜まった水もこんな感じで真っ黒。
自分でエアコン掃除する際参考にした動画
この動画を見て、自分で出来そうか判断する事をお勧めします。
自分でエアコン掃除する際の注意点
- 取扱説明書には自分で掃除する事を禁止している
- 水や洗剤でエアコンを壊す可能性がある
- 必ず電源を抜いてから作業を行う
- 養生を適当にやるとびちゃびちゃになる
自分でエアコン掃除をする人は、上記4点を理解して作業しましょう。
自分でエアコン掃除する際に必要な道具
次に、エアコン掃除に必要な道具を紹介します。
+ホース
+ゴム手袋
今回我が家にはホースがあったので、それを使ってエアコン掃除をしていきます。(なくても違う道具で代替可能)
人によって環境は異なるので自分に合った道具選びをしましょう。
■布マスカ―【必須】
水が飛び散るのを防ぐ、ポリシートがついた養生テープです。
■スプレー洗車ガン【ホースがある人】
家にホースがあるなら、下記のホースジョイントを使ってこのスプレー洗車ガンで掃除する事をお勧めします。
水圧も丁度で出来ればこれで作業を進めてほしい!僕もこれで作業をしました。
■タカギホースジョイント【ホースがある人】
ホースと上記スプレー洗車ガンをつなぐのに必須アイテム。
■蓄圧式 噴霧器【ホースがない人】
ホースが無く、出来れば安く済ませたい人はこちらの噴霧器でもOK。
■マジックリンキッチン用【必須】
送風ファンのカビを取る洗剤として使用します。
※ 送風ファンや熱交換器など、エアコンパーツの名称についてはもう少し下で解説しています!
■マジックリンキッチン付け替え
エアコン4台分掃除するとなると付け替えも必須です。
我が家ではエアコン4台にマジックリン2本半使用しました。
■養生用タオル
電気系統を水から守る為に使用します。
■ドライバー
パネルを外す際に使用します。
あると便利な道具や洗剤
■バスマジックリン
熱交換器のカビが目立つ場合、掃除に使用します。
熱交換器は金属なので、アルカリ性のキッチンマジックリンだと相性があまり良くないから、僕は中性のバスマジックリンをお勧めします。
■エアコン洗浄スプレー
熱交換器がそこまで汚れていない場合、このスプレーで掃除すると楽です。
■カビキラー
送風ファンを取り外して掃除をするなら、強力なカビキラーをお勧めします。
■ゴム手袋
マジックリンを使用するので、手を守る為に使用しましょう。
掃除をする箇所・エアコンの各パーツ名称
送風ファンと熱交換器が今回の掃除するメインパーツ
送風ファンと熱交換器のカビが主な臭いの原因なので、マジックリンを使って洗います。
メインパーツが洗い終わったら、全面パネル、エアフィルター、ルーパーを風呂場等で洗います。
水洗いするだけで綺麗になります。
掃除が必要なパーツが理解出来たら、次は自分に合ったエアコンの掃除方法を決めよう。
ここでいったん、
!自分のエアコン状況を確認してみよう!
自分のエアコン状況を確認出来たら、次に進みましょう。
主な掃除方法は3種類
動画でも言っていますが、エアコンの型や汚れ具合で掃除方法を変えると無駄な体力を消費しなくて済むし、時間の削減になるのでお勧めです。
- 送風ファンを取り外すパターン
- 送風ファンを取り外さないパターン(お勧め)
- 洗浄スプレーを併用するパターン(お勧め)
①送風ファンを取りはずすパターン
掃除箇所 | 掃除方法 |
---|---|
送風ファン | カビキラー |
熱交換器 | バスマジックリン |
パネル・フィルター・ルーパー | 水洗い |
このパターンは、エアコンの型が新しく、送風ファンが外せる仕様のエアコンである事が条件です。
出来るだけ送風ファンを綺麗に仕上げたい人向けです。
ただ、送風ファンの取り外しと取り付けが難しいというデメリットがあるので、あまりお勧めしません。
②送風ファンを取り外さないパターン(お勧め)
掃除箇所 | 掃除方法 |
---|---|
送風ファン | キッチンマジックリン |
熱交換器 | バスマジックリン |
パネル・フィルター・ルーパー | 水洗い |
このパターンは、送風ファンが外せない古いエアコンタイプの人、もしくは取り外して作業をしたくない人向けです。
送風ファンは取り外さなくても掃除できます。ただ、ちょっと掃除がしづらいというデメリットがあります。
この後実際に紹介する掃除方法が、この②になります。
③洗浄スプレーを併用するパターン(お勧め)
掃除箇所 | 掃除方法 |
---|---|
送風ファン | キッチンマジックリン |
熱交換器 | 洗浄スプレー |
パネル・フィルター・ルーパー | 水洗い |
このパターンは、熱交換器があまり汚れておらず、洗剤を使用する必要が無い人向けです。
熱交換器の部分は、市販の洗浄スプレーを使用するので一番楽です。
熱交換器が洗浄スプレーだけで良いかの判断基準ですが、カビがたくさんあるならマジックリンを使用しましょう。
自分でエアコン掃除する際の手順
実際に行ったエアコン掃除の手順をタイムラインでみてみましょう。
ここで紹介している掃除方法は、②のキッチンマジックリンとバスマジックリンを使用した方法です。
※ ここで使用されている画像はいろんなエアコンが混ざっています。あくまで基本的な手順として見て頂けると幸いです。
- STEP①主電源を抜く
感電を防ぐため、主電源を抜いておきましょう。
- STEP②パネルやルーパーを取り外す
①~⑤の順番で取り外します。
左右ルーパーは取り外さなくてもOKです。取り外すと掃除がしやすくなります。
これらのパーツは、水洗いで簡単に綺麗になります。
- STEP③電気系統にタオル養生する
エアコンの右側は電気系統が集まっていますので、水濡れを防ぐためにタオルで養生します。
- STEP④エアコン本体に養生をする
エアコンの型によって養生方法は異なってきますので、自分のエアコンに合った養生をしましょう。
maki養生は画像でお伝えしづらいので、前半で紹介した動画を参考にしてみて!
養生は2重に行います。
1重目⇓
2重目(バケツに流すための養生)⇓
正直、僕も上手に出来てるとは思っていませんよ。
水を試しに流してバケツに流れていけばほぼOKです。
ただ、思いもしない所から水が漏れていたりするので、様子を見ながらガムテで補強しつつ作業を行うと良いです。
makiこれでやっと掃除の準備完了です。ちょっと休憩してから掃除作業にうつりましょう。
- STEP⑤送風ファンを洗う
吹き出し口からキッチンマジックリンを吹きかけていきます。
少し時間をおいたら、スプレーガンできっちりと汚れとマジックリンを洗い流します。
- STEP⑥熱交換器を洗う
まんべんなく熱交換器にバスマジックリンを吹きかけていきます。
時間(5-10分程)を少しおいたら、こちらも同様にスプレーガンでしっかりと汚れとマジックリンを洗い流します。
- STEP⑦養生を剥がして乾かす
タオルや雑巾で軽くふきましょう。
- STEP⑧エアコンの電源を入れて、送風暖房で乾かす
コンセントをさして、送風と暖房をしばらくつけたままにして乾かしましょう。
- STEP⑨カバーとパネルを取り付けて掃除完了
乾かし終わったら、カバーやパネルを取り付けてエアコンの掃除は完了です。
エアコン掃除を業者に頼むとかかる料金・価格相場
価格相場 | |
---|---|
エアコン掃除料金 | 1台:10,000~30,000円程 |
通常の壁掛けタイプだと相場は10,000円程ですが、お掃除機能付きだったり天井埋め込みタイプだと20,000~30,000円とかなり料金が高くなっています。
自分でエアコン掃除して気づいた事
- 養生がめちゃくちゃ重要
- マジックリンの出が悪いと大変
- 1回だと完ぺきに臭いが取れない
- 型や汚れ具合によって清掃方法を変えるべき
しつこく言ってますが、養生が重要です。エアコンの型やついてる場所によって養生方法が変わってくるのが少し大変でした。
自分でエアコン掃除するのがお勧めな人お勧めできない人
お勧めの人 | お勧め出来ない人 |
---|---|
エアコンを複数台所持している人 | 家にエアコンが1台 |
節約したい人 | 完ぺきに綺麗にしたい人 |
カビの臭いが気になる人 | 壊れるのを気にしている人 |
疲れるのが嫌な人 |
エアコンを複数所持していて、出来るだけ節約したい、という人は行っても良いのではと思います。
が、最悪壊れてしまうという事もあるので、これだけは注意しておいてください。
僕は今回、初めてで4台のエアコンを掃除しましたが、1台も壊していません。
今回掃除したエアコンの種類・型・メーカー
今回掃除したエアコンは以下の4台。
エアコンのタイプや汚れ具合で掃除方法を変えました。
商品名 型番 | 掃除の仕方 |
---|---|
DAIKIN AN2209DX-W | 古いので送風ファンが取り外せないタイプ 外側のパネルを全て外して、熱交換器と送風ファンをマジックリンで掃除 |
三菱 SRK40TS2T-W | 比較的新しいので送風ファンは取り外せるタイプだが、ネジが固くて断念 外側のパネルを全て外して、熱交換器と送風ファンをマジックリンで掃除 |
Panasonic CS-224CF-W | 比較的新しいので送風ファンは取り外せるタイプだが、そこまで汚れていないので 送風ファンは外さず、外側のパネルを全て外して、熱交換器は洗浄スプレー、送風ファンはマジックリンで掃除 |
東芝 RAS-225G | 古いので送風ファンが取り外せないタイプ 外側のパネルも全て外せず、熱交換器は洗浄スプレー、送風ファンはマジックリンで掃除 |
基本的には、どのエアコンもほとんど同じ手順行う事が出来るかと思います。
これから自分でエアコン掃除をしようと考えている人のお役に少しでもたてれば幸いです。
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