こんにちは、個人事業主の巻(maki_work5)です。
こちらの記事では、クロスバイク(ジャしイアントエスケープR3)のブレーキワイヤーとシフトワイヤー交換をしていきます。
- ワイヤー交換の際に参考にした動画
- ブレーキワイヤーとシフトワイヤーの交換方法・手順
自転車に対して素人の僕でもワイヤー交換が出来たので、皆さんにご紹介します。
ブレーキとシフトワイヤーの交換してみたまとめ
まずは、自転車知識素人の僕でもできたワイヤー交換についてのまとめを皆さんに共有します。
- 意外とつまずく事なくスムーズに作業が出来た
- 作業時間合計は約3~4時間程、慣れればもっと早くできる
- 初めての人はワイヤーの通り道をスマホで撮影しとく
- 小さい&錆びたりしているワイヤーカッターだと切断面潰れる
- パーツ費用は2,000円~2,500円程
- 自転車修理店に頼むと8,000円~10,000円程
- 出来なくなったギアチェンジが出来るように
- ブレーキが効くようになった(シューの調整だけでは限界だった)
- 新しい不備が見つかった(チェーンの緩み)
この記事は後編で、前編では交換に必要な道具やパーツ、交換する際の注意点や交換する理由について書きました。
ちなみにパーツの費用は2,500円程で済みました。
↓【前編】ワイヤー交換前の準備編はコチラ
まずは、ワイヤー交換に参考にした動画を紹介しますよ。
ワイヤー交換の際に参考にした動画
正直、動画を見た方がわかりやすい。
動画には勝てませんよ。いや、勝ち負けとかじゃないですね。
ブレーキワイヤーの交換動画
シフトワイヤーの交換動画
フロントディレイラーワイヤー
動画はロードバイクでの交換ですが、クロスバイクでも参考にできます。
リアディレイラーワイヤー
ブレーキワイヤーとシフトワイヤーの交換
今回、僕はブレーキワイヤー前後、シフトワイヤー前後の計4本のワイヤー交換を行いました。
【やってみてわかった事】
ブレーキワイヤー前後とシフトワイヤー前後、ほぼ手順は同じ
1本やれば容量がわかるので、あとはワイヤーの通りを忘れないようにスマホで撮影してしまえば比較的簡単に交換できます。
なので、今回この記事では後ろ側(リア)のブレーキワイヤーとシフトワイヤーの交換手順を画像付きで紹介していきますよ。
前側(フロント)のブレーキとシフトワイヤーはほぼ同じ要領で出来るので割愛します。
次に、ワイヤー交換のざっくりな流れを見ていきましょう。
ワイヤー(ブレーキ・シフト)交換のざっくりな流れ
- ワイヤーをカット
- 車体からワイヤーを外す
- 新しいワイヤーの準備(カット/やすり/キャップ付)
- 新しいワイヤーの設置(インナー⇒アウター⇒バナナ)
- 六角でワイヤーを止める&エンドキャップ&調節
ワイヤー交換にかかった所要時間
初めてワイヤー交換した僕が、かかった時間は、ワイヤー1本で約1時間。
前後のワイヤー2本分だと2時間、ブレーキとシフト両方合わせると4本は単純計算で4時間ですが、徐々に慣れるので合計3時間もかかりませんでした。
交換初めての人はワイヤーの通りを写真で保存しておいて
交換が初めての人は、下記写真のように作業前にワイヤーの通り道を全てスマホで撮影しておきましょう。これすごく大切です。
それでは、実際に交換しているシーンを見ていきましょう。
ブレーキワイヤーの交換手順 実践
まずは、ブレーキワイヤー交換からです。
- ①ブレーキワイヤーをカット
ブレーキワイヤーをワイヤーペンチで切ります。(切らないとワイヤー取れません)
- ②車体からワイヤーを外す
↓六角を使ってワイヤーを車体から外していきます。緩めたら、バナナを外しましょう。
↓インナーワイヤーからアウターワイヤーを外します。
↓ブレーキレバー近くのアウターワイヤーを外します。
↓ブレーキレバー部分からインナーワイヤーを取る際は、下記写真のように溝を合わせれば簡単に外すことが出来ます。
↓ブレーキレバーからインナーワイヤーを外します。
先程外した古いアウターワイヤーのエンドキャップを外しておきます。
外したもの全部です(インナーワイヤー忘れてる)。 これで外す作業は終わりです。
- ③新しいワイヤーの準備(カット/やすり/キャップ付)
↓新しいアウターワイヤーを古い物に合わせてカット。(古い物の長さが正しい事が前提)
小さいワイヤーカッターだったりすると、切断面が潰れて修正に時間がかかる事があります。
写真は1本だけど、実際は2本(前後)なので2本とも一緒にやっておきましょう。
↓カットすると、内側の穴が潰れてることがあるので、千枚通しなどで穴を広げます。
↓切断面をやすりで削ります。
この作業を怠るとインナーワイヤーに干渉してブレーキの効きが悪くなることがあるようなので、尖っている部分がないか確認しながら入念に行いましょう。
↓グリスをアウターワイヤーの内側に塗ります。(本当は専用グリスがあるようですが、僕はチェーンの潤滑油…)
↓エンドキャップをつけます。これで新しいワイヤーの準備は完了です。
- ④新しいワイヤーの設置(インナー⇒アウター⇒バナナ)
最初に言いましたが、外した時と逆の手順を行うだけです。
↓ブレーキレバーにインナーワイヤーを取り付けます。
この時、新しいインナーワイヤーの頭部分が尖っていてブレーキレバー部分にはまらなかったので、やすりで削ったところ入りました。
↓僕が買ったインナーワイヤーはロード(クロス)とマウンテンバイクに対応している物で、ワイヤーのお尻側は上記写真のようになっているのでカットします。
↓フロント部分のアウターワイヤーを取り付けてます。
ワイヤーがどこを通っているか前もって写真を撮っておくと良い。
↓後ろ側のアウターワイヤーも取り付けます。
↓バナナを取り付けます。バナナは屈折してますが、新しく買ったバナナは内側にグリスが付いており、インナーワイヤーを通しやすかったです。
- ⑤六角でワイヤーを止める&調節
↓六角で車体にワイヤーを固定&調節します。
↓ワイヤーを適当な長さにカット(僕は六角固定部分から約5cmの所)して、ワイヤーキャップを取り付けます。
↓これで後ろ側のブレーキワイヤー交換完了です!前側も同じ要領で行いましょう。
ブレーキワイヤーの交換手順はこれにて終了。
次はシフトワイヤーの交換手順です。
↓【前編】ワイヤー交換前の準備や必要な道具についてはコチラ
シフトワイヤーの交換手順
次にシフトワイヤーの交換ですが、ブレーキワイヤー交換と手順は同じです。
- ワイヤーをカット
- 車体からワイヤーを外す
- 新しいワイヤーの準備(カット/やすり/キャップ付)
- 新しいワイヤーの設置(インナー⇒アウター⇒バナナ)
- 六角でワイヤーを止める&エンドキャップ&調節
シフトワイヤーもブレーキワイヤーと同様1本あたり1時間かかりました。
シフトワイヤーもワイヤーの通り道をスマホで撮影しておこう。
- ①シフトワイヤーをカット
シフトワイヤーをワイヤーペンチで切ります。
- ②車体からワイヤーを外す
↓六角を使ってワイヤーを車体から外していきます。
↓インナーワイヤーからアウターワイヤーを外します。 写真はありませんが、ギア近くのアウターワイヤーも外します。
↓シフター(ギア部分)からインナーワイヤーを抜き取ります。反対側からワイヤーを押せば出ます。
↓外した長さの異なるアウターワイヤー2本(前後)です。エンドキャップも外しておきましょう。 これで外す作業は終わりです。
- ③新しいワイヤーの準備(カット/やすり/キャップ付)
↓新しいアウターワイヤーを古い物に合わせてカット。写真は1本だけど、実際は2本(前後)なので2本とも一緒にやっておきましょう。
↓ブレーキワイヤーの時と同じ要領で、千枚通しとやすりで切断面を綺麗にします。グリスもあればつけておきましょう。
↓エンドキャップをつけます。これで新しいワイヤーの準備は完了です。
- ④新しいワイヤーの設置(インナー⇒アウター⇒バナナ)
↓シフターにインナーワイヤーを通します。
↓フロント部分のアウターワイヤーを取り付けます。
↓後ろ側のアウターワイヤーも取り付けます。
↓アウターワイヤーを通したら、所定の位置にインナーワイヤーをひっかけていきます。
- ⑤六角でワイヤーを止める&調節
↓六角で車体にワイヤーを固定&調節します。
↓ワイヤーをカットしてワイヤーキャップをつけます。
↓これで後ろ側のシフトワイヤー交換完了です!前側も同じ要領で行いましょう。
全部のワイヤーの設置が終わったら、ワイヤーの初期伸びがあるので張りを調整しましょう。
また、試運転でブレーキの効き目とギア調整の確認を必ずしておきましょう。
クロスバイクのブレーキ&シフトワイヤー交換まとめ
- 意外とつまずく事なくスムーズに作業が出来た
- 作業時間合計は約4時間程(調査は4,5時間程)
- 慣れればもっと早くできる
- 初めての人はワイヤーの通り道をスマホで撮影しとく
- 小さい&錆びたりしているワイヤーカッターだと切断面潰れる
- パーツ費用は2,000円~2,500円程度
- 自転車修理専門店に頼むと8,000円~10,000円程度
- 出来なくなったギアチェンジが出来るようになった
- ブレーキが効くようになった(シューの調整だけでは限界だった)
- 新しい不備が見つかった(チェーンの緩み)
以上、クロスバイクのワイヤー交換をしたいと思っている人の参考に少しでもなれば幸いです。
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