この記事ではUber Eatsの配達で気をつけたい交通ルールと罰則(罰金)についてまとめています。
(※ バイクの交通ルールではありません。)
- 自転車に関する罰則と罰金一覧
- 配達時に気をつけたい交通ルール
- 自転車交通ルールの基本
知らないうちに違反してた…、なんて事もありうるし、何と言っても命に関わる事でもあるので、
自転車の交通ルールをあまり知らない人は一度目を通しておくことをお勧めします。
あと、ルールを知っておけば面倒くさい人に絡まれても慌てず対処出来るから知っておくだけでも損はないかと思いますよ!(ココ重要)
フードデリバリー配達パートナー(Uber Eats/Wolt/出前館/menu)。クロスバイクからバイク(ハンターカブ)に乗り替えて埼玉エリアで配達。主にさいたま市内で稼働。2019年6月から開始、今も現役。 週に3~5日程、40~80件(筆者の直近Uberの売上について)。
まずは、自転車の主な違反行為と罰則(罰金)の一覧をみてみましょう。
自転車の違反行為と罰則一覧
↓この中でUber Eatsの配達パートナーと関係性の高い項目を青文字で表示しています。
違反内容 | 罰則 |
車道通行の違反 | 3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金 |
歩道通行の違反 | 3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金 |
歩行者への妨害 | 3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金 |
無灯火 | 5万円以下の罰金 |
ベル無し | 5万円以下の罰金 |
並進の禁止 | 2万円以下の罰金又は科料 |
飲酒運転 | 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金 |
二人乗り | 5万円以下の罰金 |
信号無視 | 3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金 |
踏切の通過 | 3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金 |
一時停止無視 | 3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金 |
傘さし運転 | 5万円以下の罰金 |
スマホいじり | 3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金 |
イヤホン | 5万円以下の罰金 |
荷物の過積載 | 2万円以下の罰金又は科料 |
傘さし運転 | 5万円以下の罰金 |
駐車違反 | なし(撤去) |
罰則とは言っても罰金を払っている姿を目にした事はほとんどありません。
実際は警察に止められても注意で終わるという事が多いのではないかと思います。
次は、Uber Eatsの配達で気をつけるべき交通ルールについてです。
Uber Eatsの配達で気をつけたい交通ルール
街中でよく遭遇する交通ルールや違反をピックアップしてます。
- 右側通行運転の禁止
- 車道の横断とUターン
- 横断歩道は自転車に乗ったままでよい?
- 荷物の過積載
- スマホいじり
右側通行運転の禁止
車道の右側通行は禁止されています。
いわゆる逆走というやつですね。わかっていてやっているのか意外に見かけます。
自転車専用通行帯であっても右側通行をしてはいけません。
事故の多い違反走行でもあるので、やってしまっている人はこれを機にやめましょう。
罰金: 3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金
歩道は逆走という概念が無いのでOKではありますが、車道側を徐行&歩行者優先は変わりません。
車道の横断とUターン
道路を進行している車を優先し、進行妨害にならないよう注意すれば横断することが出来ます。
横断歩道を使用する場合は、信号機に従って車道を横断することが出来ます。
Uターンも横断と全く同じ手順でする事が可能です。
ただ、横断禁止道路もあるので注意が必要です。
横断歩道は自転車に乗ったままでよい?
横断歩道は歩行者用ですが、歩行者がいなかったり邪魔にならなければ自転車に乗ったまま通る事が出来ます。
ただ、歩行者の妨げになるようであれば、自転車から降りて押して横断します。
常に人がいるスクランブル交差点は、出来れば自転車から降りて横断する事をお勧めします。歩行者とのトラブルも多い場所なので気をつけましょう。
罰則: 3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金
『自転車横断帯』と『自転車専用信号』
自転車横断帯や自転車専用の信号がある場合、自転車はこの専用横断帯を通らなければいけません。
ただ、この場所で巻き込み事故等が多発して警視庁からの撤廃が進んでいるようです。
なので、基本的には車道を走っていたならわざわざ自転車横断帯や専用信号を気にする事もなさそうです。ここは自己判断になってきます。
荷物の過積載
自転車に積んでよい荷物の重さや大きさに制限があります。
- 重さ…30kgまで
- 長さ…荷台の長さ + 30cm
- 高さ…2m以下
Uber Eatsの配達パートナーの中には、自転車に配達バッグを固定している人がいるのでこの項目を挙げました。
罰則:2万円以下の罰金又は科料
スマホいじり
スマホや携帯電話を手に持ちながら運転することは違反走行となります。
Uber Eatsはアプリを使用して配達をする為か多く見かけます。
スマホホルダーで簡単に解決します。
警察にどうこう言われるより同じUber Eatsの配達パートナーにtwitter等で晒される可能性があるので、これを機にやめましょう。
配達パートナーは他の配達パートナーをよく見ています。
罰則: 3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金
以上が配達中に気をつけたい交通ルールでした。
- 右側通行運転の禁止
- 車道の横断とUターン
- 横断歩道は自転車に乗ったままでよい?
- 荷物の過積載
- スマホいじり
自転車交通ルールの基本
最後に自転車の交通ルールの基本を少しおさらいして終わりにしましょう。
自転車の交通ルールについて詳しい人はこれより下は見る必要ないかな!
自転車は車両です。道路交通法上では軽車両扱いになります。
なので、基本的には車とほぼ同じ交通ルール。
あとは、以下の3つが道を走ってる際の基本的なルールとなるので覚えておきましょう。
- 車道を走行する(左側の通行)
- 車用の信号に従う
- 歩道は歩行者優先(歩道の通行は例外)
参考: 埼玉県公式ホームページ
一つずつ見ていきます。
①車道を走行する(左側の通行)
車道と歩道が区別されている場合は車道を走ります。 また、道路の左側に寄って走らなければいけません。
罰則:3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金(右側を通行した場合)
普通自転車専用通行帯について
自転車専用の道路(普通自転車専用通行帯)がある場合、自転車はその専用道路を走らなければなりません。
2種類ある自転車レーン
『自転車専用通行帯』と『車道混在』の2種類あります。
『自転車専用通行帯』…名前の通り、自転車のみが通行できます。
『車道混在』…車道と合体した通行帯なので、バイクや車も通る事が出来ます。
路側帯を通行する事が出来る
車道に路側帯がある場合、歩行者優先ではありますが自転車は路側帯を走る事が出来ます。義務ではないので、車道の左を走ってもOKです。
2本線の路側帯もあり、これは『歩行者専用路側帯』となる為、自転車は走る事が出来ません。
②車用の信号に従う
基本は車道を走るので、車用の信号に従って走ります。
また、歩道を走っている時は歩道の信号に従います。
罰則: 3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金
③歩道は歩行者優先(歩道の通行は基本×)
下記の条件を満たさなければ、自転車は基本的に歩道を走る事は出来ません。
- 『普通自転車歩道通行可』の道路標識がある時
- 自転車の運転手が児童・幼児・70歳以上の人である時
- 交通状況から歩道へ行かざるを得ない時
歩道を走る場合は歩行者優先であり、歩道の中央から車道寄りを徐行します。
また、歩行者を妨げる可能性がある場合は一時停止をしなければいけません。
罰則:2万円以下の罰金又は科料
最後に一言
正直、僕も全部守れている訳ではないし、自転車を仕事に使うまでは自転車の交通ルールなんて全く気にしていませんでした。
けど、配達してるうちに交通ルールをしっかりわかっていない自分に気持ちが悪くなり、記事にする事に至りました。笑
少しでも皆さんの自転車交通ルールのモヤモヤが無くなれば幸いです。
コメント
(1)2車線以上ある道路では、自転車は一番左側の車線(第一通行帯)を通行しなければならないと、道路交通法で決められています。もちろん原付もです。(2)信号のない横断歩道を渡ろうとしている歩行者・自転車がいる場合、自転車を含む車両は横断歩道前で止まり、その横断を見守らなければいけないん。