こちらの記事では、Uber Eatsの配達件数5000件(出前館は2000件くらい)を経験した筆者がUber Eatsの配達で感じたメリットとデメリットを忖度無しに紹介します。
こんにちは、フーデリの配達をしている巻(maki_work5)です。
この記事を書いている筆者も埼玉エリアで現役の配達員をしているので、実際の経験を踏まえて紹介しています。
筆者の直近の配達件数、売り上げについて知りたい人はコチラ
Uber Eatsの配達はメリットがたくさんありますが、良い事だけではないです。
デメリットも踏まえてやるかどうかの判断材料になれば幸いです。
フードデリバリー配達パートナー(Uber Eats/Wolt/出前館/menu)。クロスバイクからバイク(ハンターカブ)に乗り替えて埼玉エリアで配達。主にさいたま市内で稼働。2019年6月から開始、今も現役。 週に3~5日程、40~80件(筆者の直近Uberの売上について)。
早速メリットとデメリットの一覧からみていきましょう。
Uber Eatsの配達で感じたメリットとデメリット
筆者が約5年の配達を通して感じたメリットとデメリットの一覧は以下の通り。
メリット | デメリット |
時間の使い方が 自由 | 思うように稼げない 時がある |
副業兼業での 仕事に最適 | 天候に 左右される |
簡単に 始められる | ケガや事故 |
面倒な 人間関係がない | 相談相手が いない |
運動になる 痩せる可能性がある | 確定申告が必要 |
仕事内容はシンプル | 単純故に飽きる |
好きな車両で 仕事ができる | 車両の整備や コストが増える |
色んなエリアで 稼働できる | エリア外の人は 移動が必須 |
Uber Eatsの配達のメリット
まずは配達のメリットから解説します。
- 時間の使い方が自由
- 副業兼業での仕事に最適
- 簡単に始められる
- 面倒な人間関係がない
- 運動になる、痩せる可能性がある
- 仕事内容はシンプル
- 好きな車両で仕事ができる
- 色んなエリアで稼働できる
一つずつ見ていきましょう。
【メリット①】時間の使い方が自由
Uber Eatsのお仕事は時間の縛りがありません。
シフトや時給といった概念がない、本当に新しい働き方だなと思います。
自分が稼ぎたい時に稼働できます。やめたくなったらいつでもやめられる。
1時間予定が空いたから3,4件配達してこよう!
今日は寒いしなんだか疲れちゃったな、やっぱり帰ろう。
なんて事が出来ます。全てあなたの自由です。
逆を言えば自分から動かないと稼げません。言われたことをやってるのが楽ちん。って人には向いてないかもしれません。
個人的には他に何か勉強していて忙しい、隙間時間にちょこっと仕事がしたいなんて人にお勧めします。
筆者もこのブログと兼業で行っているので、稼ぎやすい雨の日や週末を中心に選んで稼働しています。
Uber Eatsの営業時間
都心部などの一部エリア…24時間営業
その他のエリア…9:00-24:00
※ 地域によっては若干の差があります。
東京などの一部エリアは24時間になっているので、副業として空いた時間に稼働したい人には相性がよいかもしれません。
筆者の埼玉エリアも24時間になったから自分の都合に合わせて稼働出来て助かっているよ。
【メリット②】副業兼業での仕事に最適
隙間時間を利用できるUber Eatsは、副業や兼業と相性が良いです。
今月は本業の売上が落ちたから、その分を配達で補充しよう。
本業後に今日のご飯代を稼ぐために配達してこよう。
こんな動きが簡単に出来ます。
仕事終わりに5件(1~2時間くらい) を週5回想定
- 1日の売上…5件/約2,000円
- 1週間の売上…2,000円×週5 = 10,000円
- 月の売上…10.000×4 = 40,000円
↑の収益に加えて、指定された配達回数を達成するともらえるプロモーションもあります。
【メリット③】簡単に始められる
Uber Eatsの配達お仕事は、始めるのにハードルが低いのも良い点です。
簡単な条件さえ満たせば始める事が出来ます。
- 18歳以上である(学生可)
- スマートフォンを持っている
- 銀行口座がある
- 身分証明書がある
- 配達用の車両がある
登録の際も履歴書は不要で面接もありません。
【メリット④】面倒な人間関係がない
会社の上司みたいにあーだこーだ言われることはありません。
ただ、お店から料理を受け取る時や注文者に料理を渡すときなど、簡単な接客はするので全く人と関わらない訳ではありません。
軽いあいさつ程度で済むので気にならないんじゃないかな!
他の配達パートナーとも意外と話す機会はありません。
⇓Uber Eatsの配達の流れ&やり方を解説【料理受け取り方からお渡しまで】
【メリット⑤】運動になる、痩せる可能性がある(自転車配達)
自転車の配達に限られますが、運動目的でUber Eatsの配達をしている人も多くいます。
運動目的の人は副業組が多く、普段の仕事がデスクワークであまり身体を動かさないからでしょう。
筆者も配達を始めて半年経った頃、そもそもそんなに太ってないのですが3kgも痩せました。
やはり有酸素運動はダイエットに効果的です。
普段運動しなくなった筆者は、積極的に階段を使って少しでも運動するようにしているよ…
【メリット⑥】仕事内容はシンプル
仕事内容は、料理を受け取って注文者へ届ける!
はい、とてもシンプルですね。
これの繰り返しです。むしろこれ以外にありません。
配達のお仕事未経験の人でもちょっと緊張するのは初めだけ。
健康的な体があれば、ほとんどの人が簡単に出来る仕事だと思います。
【メリット⑦】好きな車両で仕事ができる
バイクが好き!
ロードバイクが好き!
好きな街を好きな車両でお仕事が出来るんです。自分の好きを生かせる仕事、素晴らしいですね。
ただ、バイクには使用できない車種や事業登録が必要な場合もあるので注意しましょう。
配達に使うアイテムも自分次第
配達に使うアイテムや服装、車両のパーツ、全て自分の好みに合わせてカスタムして仕事をする事が出来るのも良いなと思う点です。
⇓Uber Eatsの配達を始めるのに必要なものとあれば便利なもの
⇓Uber Eatsの配達バッグ(ウバッグ)の中身や運用法サイズを紹介
【メリット⑧】色んなエリアで稼働できる
Uber Eatsのサービスエリア内であれば、自分がいつも配達しているエリア以外でも配達することが出来ます。
大阪から東京に来て配達をしながら東京を満喫している人もSNS上で見かけます。逆もしかり。
以上がUber Eats配達のメリットでした。
Uber Eatsの配達は、時間の使い方が自由だったり始めるハードルが低かったりと良い事がありますが、良い事だけではないので次のデメリットも把握しておきましょう。
Uber Eatsの配達のデメリット
次にUber Eats配達のデメリットについて解説します。
- 思うように稼げない時がある
- 天候に左右される
- ケガや事故
- 相談相手がいない
- 確定申告が必要
- 単純故に飽きる
- 車両の整備やコストが増える
- エリア外の人は対象エリアへ移動が必須
一つずつ見ていきます。
【デメリット①】思うように稼げない時がある
稼ぎたい時に稼げる!とメリットで伝えましたが、いつでも稼げるわけではありません。
稼げない原因は下記の事が考えられます。
- 注文者が少ない
- 配達パートナーの過多
- 稼働時間の問題
- 悪天候時は稼働できない
- Uber Eatsの料金仕様が変わる
- 閑散期
注文者が少ない平日、配達員が稼働しやすい気候の時などは配達員が増えるので、地域によっては稼ぎづらいときがあります。
あと、Uber Eatsの料金システムはブラックボックスで仕様が頻繁に変更される為、どのようにして料金設定されているかが正確に知る事が出来ません。
また、Uber Eatsのお仕事は、稼げる金額に限度があるかなと思います。
専業で稼いでいる人でもMAX月に100万円くらいだったかな…
稼げない稼働時期や時間について
Uber Eatsの配達パートナーは料理をお届けする仕事なので、閑散時期や閑散時間はある程度決まっています。
- 閑散時期…春秋、外で過ごしやすい時期
- 閑散時間…9~11H、14~17H、21~24H
春や秋など外で過ごしやすい時期は注文が減る傾向にあります。
また、ランチやディナータイム以外の時間は注文が減る傾向にあります。
【デメリット②】天候に左右される
Uber Eatsの配達は天候にも大きく左右されます。
雨だと注文は増えますが、自転車配達組は自転車が傷むので休まざるを得ない状況があります。
ただ、雨の日は特別報酬が出るときがあるので、筆者は積極的に行っています。
【デメリット③】ケガや事故
自転車やバイクに乗るのでやはりケガや事故率は上がります。
配達回数を稼ぎたいあまりについつい急いで交通ルールを破ってしまった…なんて事があります。
筆者自身は、約5年ほど配達をしていますがまだ一度も事故に合ったことがありません。
ただ、一時停止無視の車に轢かれそうになったことが一度あります。
また、自転車にずっと乗っているので膝の痛みに襲われた事があります。(今はバイク稼働)
駐禁は2回してしまって、思わぬ出費がありました。。
【デメリット④】相談相手がいない
基本一人での仕事になるので、相談や話をする相手はいません。
一人で行動あるのみです。
ただ、トラブルがあればサポートセンターに問い合わせ出来ますし、twitter等を活用して情報交換や仲間を作っている人はいます。
⇓筆者のtwitter
もしくは、以前から自分と同じエリアで配達をしている先輩達に話を聞くのも手です。
【デメリット⑤】確定申告が必要
これは義務なのでデメリットとかそうゆう問題ではないけど、手間ではあるので取り上げます。
Uber Eatsの配達をするなら確定申告が必須です。
個人事業主でいつも申告慣れしているならよいのですが、サラリーマンの人は自分でする機会がないので、頑張って自分で調べて作るか税理士さんにお願いする事になります。
筆者は個人事業主になった最初の2年間は税理士さんにお願いをして、今では自分で確定申告をしているよ。
【デメリット⑥】単純故に飽きる
料理を受け取ってバイクを運転して料理を届ける。
これの繰り返しなので、シンプル故に飽きてしまう人も多いです。
また、スキルアップにつながらないという理由で辞めてしまう人もよく見受けます。
筆者も正直、飽きたタイミングはありました。今でもあります笑
ただ、飽きたら一旦やめてもいいんです、またやりたくなったらやればいい。
それがUber Eatsには出来ます。
スキルアップにならないのは分かる気もしますが、なるべく効率よく稼ぐ為に混んでない道を選んだり、住所を覚えるなど、頭を使う機会は意外と多いし、バイクの運転スキルや交通ルールなどにかなり詳しくなることが出来ました。
【デメリット⑦】車両の整備やコストが増える
現在筆者はバイク稼働ですが、月に1回オイル交換、チェーンの清掃、仕事用のバイクの任意保険も毎年更新していますが、結構かかります。
自転車の場合はパーツを消耗します、特にタイヤとブレーキシュー。
⇓筆者のバイクの維持費やメンテナンス費を公開
事故を起こしてからでは遅いので定期メンテナンスは必須です。
自転車のパーツ交換や整備はそこまでお金はかかりませんが、バイクはオイル交換など定期的な出費があります。
快適に配達する為にも車両の整備はしっかりと行いましょう。
【デメリット⑧】エリア外の人は対象エリアへ移動が必須
22024年現在は、地方でもUber Eatsのサービスエリアは広がっているので稀かもしれませんが、エリアから遠く離れてしまっている人は対象のエリアへ移動しなくてはいけないので不便を感じてしまうかもしれません。
最初はわからない事だらけで整備も大変だったけど、詳しくなってくると整備やカスタムが面白くなってきますよ!
以上でUber Eats配達のメリットデメリットの解説を終わります。
Uber Eatsの配達で感じた8つのメリットと8つのデメリットまとめ
メリット | デメリット |
時間の使い方が 自由 | 思うように稼げない 時がある |
副業兼業での 仕事に最適 | 天候に 左右される |
簡単に 始められる | ケガや事故 |
面倒な 人間関係がない | 相談相手が いない |
運動になる 痩せる可能性がある | 確定申告が必要 |
仕事内容はシンプル | 単純故に飽きる |
好きな車両で 仕事ができる | 車両の整備や コストが増える |
色んなエリアで 稼働できる | エリア外の人は 移動が必須 |
筆者が個人的に感じている大きなデメリットは、バイクの任意保険が高くなっている事ですね。
ケガや事故は今のところ一度もないです。
あとは飽き!まぁ飽きたら1ヶ月くらい稼働しない時もあります。(生活苦しくなるけど…)
メリットはやっぱり好きなタイミングで始めてやめられることですね。
個人的には、副業で始めたい人や兼業で隙間に稼働したい人、勉強する事があって時間が欲しい人にお勧めな仕事だと思います。
筆者は、なんだかんだでやっぱりメリットを多く感じているので、6年目にしてもUber Eatsの配達をやっています。
これからUber Eatsの配達をしようと検討している人の参考になれば幸いです。
⇓Uber Eats配達パートナーの登録方法や事前に必要な物を解説
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