こちらの記事では、配達中に熱中症になった経験を元に熱中症になってしまった時の対処方法、熱中症になりかけている時に身体から出るサインについて解説しています。
- 筆者の配達中に熱中症になった話
- 身体から出る熱中症のサイン
- 熱中症になってしまった時の対処対策
- 熱中症にならない為の予防や稼働方法
筆者は、今回で熱中症の経験は2回目。
1回目は軽度で済みましたが、今回は結構しんどくって中度くらいの症状までなったのでどういった症状が出たのかを紹介していこうと思います。
フードデリバリー配達パートナー(Uber Eats/Wolt/出前館/menu)。クロスバイクからバイク(ハンターカブ)に乗り替えて埼玉エリアで配達。主にさいたま市内で稼働。2019年6月から開始、今も現役。 週に3~5日程、40~80件(筆者の直近Uberの売上について)。
■スマホが熱暴走した時の対策
■フーデリ中の脇汗&脇のニオイ対策
こんにちは、巻です。
熱中症にならない為にも、身体からでるサインに気づく事が大切だと思います。
熱中症になって気づいた事・結論
- 身体から出る異変に早めに気付く事
- 熱中症になった後に対処をしっかり行う事
- 涼しい部屋で水分補給しただけでは治らない
熱中症になって感じた事は、身体から出る異変に気付く事と、熱中症になった後に対処をしっかり行う事です。
症状レベルにもよりますが、筆者の場合、冷房を効かせて水分補給をしながら休んだだけでは治りませんでした。
当たり前のようだけど、熱中症が悪化すると厄介なので、頭の片隅にでも留めておくと良いかと思います。
それでは、筆者が実際に熱中症になった話をしていきますね。
Uber Eatsの配達中に熱中症になった話
熱中症になって一番しんどかったのは「頭痛」と「寒気」
今回、熱中症になってしんどかったことは、頭痛でした。
頭痛がひどくてその日は寝れませんでした。
きちんとした対策をしなかったから次の日にも頭痛が残ってるし、何もしたくないでほぼ寝たきり状態。
あとは「寒気」も定期的にやってきてしんどかったですね。
熱中症になると身体を冷やすと良いのですが、寒気がひどくて冷やしたくない。
寒すぎてぐぅっと身体に力が入っちゃいます。
配達後だったのもあって頑張ってシャワーを浴びたけど、やっぱり寒気がきつくて長時間シャワーに当たってられず。
冷房を効かせた部屋で水分を取っていれば治るだろうと思っていたけど、治りませんでした^^
熱中症になった時の状況や環境
体調に関しては、前日はしっかりと寝ていたので睡眠不足もなく健康状態は良好でした。
Uber Eatsの配達をしていたその日は7月だったけど、雲が出てて最近のヤバい暑さではない日。
そんな日でも、4,5時間程配達をしていたら熱中症になってしまいました。
身体から出る熱中症のサイン
今回の熱中症で身体から出たサインをまとめてみます。
- 生あくびを頻発
- だるさを感じる
- 手足に力が入らなくなる
- 頭痛
- 寒気
筆者の場合は、この順序で身体からサインが出ていました。
人によって出てくるサインは違う事もあるので、あくまで参考程度にね。
①生あくびを頻発
まず、最初に違和感があったのは「あくびを頻発していた事」。
眠いって感じではないのにあくびが出ていました、生あくびってやつですね。
②だるさを感じ、③手足に力が入らなくなる
そのあとは、だるさを感じて、手足に力が入らなくなりました。
とは言っても、全然動かない訳じゃないので、違和感を感じながらも配達をしていました。
④頭痛
ヤバいかなって思ったのは頭痛を少し感じてから。
頭痛を感じていながらもクエストの残りを逆算し、つい「あと少し…」とやってしまう配達。
いい加減頭痛がひどくなってきたので退散。
⑤寒気
家に帰ってきた頃には、寒気も出てきていました。
汗に関してですが、汗っかきというのもあって夏はいつも汗は大量にかくので、大きな差は感じられませんでした。
熱中症の症状レベルについて
熱中症の症状レベルについて記載されているサイトがあったので引用して載せておきます。
参照:全日本病院協会
筆者は頭痛と気分の不快感、寒気があったので、中度か重度手前あたりでしょうか。
2日間以上症状が続いたら病院に行こうと思っていましたが、今回は自力で治せました。
熱中症が長引いた原因
熱中症を甘くみてて対処が悪かった
間違いなくこれです。
頭痛を感じて配達から帰ってきて、しっかりと対処していれば次の日まで長引かなかったと思います。
何度も言いますが、涼しい部屋で水分補給しながら寝てるだけでは治らない可能性があります。
熱中症に効果があった対処
- 首の後ろを冷やす(効果大)
- EVE(痛み止め)を飲む(効果大)
- アクエリアスを飲む
- 寝る
筆者の場合は頭痛がひどかったので、少し頭痛に特化した対処かもしれません。
痛み止めを飲んで、保冷剤をタオルでくるんだものを首の後ろに2時間程当てていたら頭の痛みが引いていきました。
これが一番効果があり、ひどかった症状が和らぎました。
保冷剤や冷えピタよりも、氷を袋に入れて当てて冷やした方がより効果がある。
↑身体の事に詳しい友人から教えてもらいました。
また、水分は塩分を含んだアクエリアスやポカリスエットなどがお勧めです。
あとはひたすら体調が万全になるまで横になる事です。
熱中症にならない為の予防や稼働方法
- 塩分のある飲み物を飲む
- 休憩を取る
- 身体からのサインに気づく、知っておく
- 夕方からの稼動にする
- 寝不足の次の日は配達をしない
- 移動時はマスクを外す
熱中症になった後の対処法でも塩分のある飲み物(アクエリ、ポカリ等)を勧めましたが、予防でもお勧めします。
アクエリポカリが嫌な人は、塩飴なんかでも良いかと思います。
また、定期的に日陰か室内で休憩を取る事。
身体からの異変に気付く事は重要ですが、気づくためにも自分の通常の状態を深く知っておくことも大切かなと思います。
熱中症になって以来、夏の稼動は太陽が沈んでから行うようにしています。
最近の埼玉エリアは夜でも比較的安定して注文が入るようになって、夏の夜は平均時間3件は出来ていますよ。
まだコロナ下ですが、現在は移動中はマスクを外しても良いので、外すだけでも暑さは軽減されます。
以上、皆さんの夏の稼動時の熱中症対策予防になれば幸いです。
コメント
はじめまして。「Uber 熱中症」で検索していて、この記事を拝見しました。
その中で、1つ質問があります。「まだコロナ下ですが、現在は移動中はマスクを外しても良いので」とあります。これは誰の意見だろうか、と思ったのです。
以下この理由を述べますね。
東京で私もUberの配達をしています。8月の先日、マスクを着けないでレストランに入店したところ、その後Uberより自分宛に、それを問題視する文書が送信されてきたのでした。どこかのレストランがマスク未着用をUberに連絡し、それによりUberがそうした行動を取ってきました。この文書では、マスク未着用でのピックアップや配達は全利用者の安全に反し、アカウント停止措置もあり得る、とまで書かれていました。
これにはいろいろと考えさせられました。そして、Uber日本公式ヘルプをみる限りマスク未着用はポリシー違反とする判断しか結局なく、マスク着用による熱中症の危険が理解されていないと思えました。
そのような中、私は、他のUberドライバーの話を探し始めたところでした。
ちなみに、Uber米国公式のヘルプの方は、ドライバーのみならず全利用者がマスクを装着しないで良いとまず断言し、その上で着用をrespectするとしています(この英単語の意味は悩ましいですが、着用を暗に求めるのは感じます。ただし、あくまでも論調のメインは非着用の断言)。日本公式の方が熱中症リスクがある中、それと両立しえないマスク着用という厳しい要求をしていると感じました。
匿名希望さん
コメントありがとうございます^^
僕はCMやニュース、友達伝いでで耳にした程度で、個人的にも移動中なら良いだろうと思っていました。ただ、お店やお届け先に着いた時は着用しています。
ちょっと調べたら、厚生労働省も発信しているのを発見しました。
https://www.mhlw.go.jp/content/000943866.pdf
日本はまだお客様第一が強いからでしょうかね、Uberでも日本と海外でこんなにも違うんですなぁ。
匿名希望さんも熱中症には気をつけてくださいな。
ご返信していただきありがとうございます。
補足ですが、Uber日本のヘルプや例の文書では、ピックアップと配達にマスク着用を求めるとするものの、移動中においてどうかまでは書かれていません。
また、厚労省作成のリンクの内容は拝見したことがあります。5月に尾身さんの分科会が出した内容そのものですね。
私は社会がそれに合わせていくだろうと予想していましたが…。