こちらの記事では、Uber Eatsや他のフードデリバリー稼働の際に格安SIM(マイネオ)でも通常稼動できるか、不具合はないかどうかなどを解説しています。
格安SIMを検討している配達員向け
- 格安SIM(マイネオ)でフードデリバリーはできるか
- 稼働中に起きた不具合について
- フードデリバリー稼働に消費する通信量について
- マイネオのメリットとデメリット
筆者は、4年前くらいにauから格安SIMのマイネオに変更して、複数のフードデリバリー稼働をしてきているので、今までに経験したことを踏まえてお伝えしていきます。
フードデリバリー配達パートナー(Uber Eats/Wolt/出前館/menu)。クロスバイクからバイク(ハンターカブ)に乗り替えて埼玉エリアで配達。主にさいたま市内で稼働。2019年6月から開始、今も現役。 週に3~5日程、40~80件(筆者の直近Uberの売上について)。
こんにちは、巻です。
安さが売りの格安SIMですが、やはりデメリットもあるのでじっくり検討して自分に合うキャリアを選ぼう。
格安SIMでもUber Eatsなどのフードデリバリーはできる?
【初めに結論】
格安SIM(マイネオ)でもフードデリバリー稼働は可能
筆者の格安SIMはマイネオですが、普通にフードデリバリー稼働出来ています。
現在は4つのフードデリバリー(Uber Eats、出前館、Wolt、menu)を掛け持ちで稼働していますが、どのフードデリバリーも同じで基本的には稼働できます。
フードデリバリーに格安SIMはオススメ
ほぼ普通に稼働出来て安さを求めるなら格安SIMはアリ
筆者の経験上、100%問題なく稼働出来たわけではないので強くお勧めする事は出来ませんが、基本的には普通に稼働出来ているので、携帯代を安く抑えたい人ににはアリかなと思います。
ちなみに筆者の毎月のスマホ使用代金の平均は1,600~2,000円です。
実際の配達員の人も既に格安SIMで稼働している人は多いんじゃいかな。
\大手キャリアから変更して/
\月に8,000円近く節約出来ました!!/
筆者がフードデリバリーに使用している格安SIMは「マイネオ」
マイネオは、格安SIMの中でも安いのが売りで、通信速度が他の格安SIMとやや遅めなのですが、それでも普通に稼働は出来るので使用しています。
じゃあ全く不具合は起こらなかったのか?と言われるとそうでもなく、やはり問題は何回かありました。
フードデリバリーには2,3年程使用していますが、この「通信速度が遅い」事が原因で配達中に困ったことがあります。
配達中に起きた不具合について
筆者が配達中に起きた不具合は以下の2つ。
- エレベーターの中だと電波が無くなる
- 繁忙時間に通信が止まって注文を受けられない
①エレベーターの中だと電波が無くなる
マイネオに限らずの話かもしれませんが、エレベーターの中にいると電波がなくなる事があります。
ただ、エレベーターから出てしまえば問題は解決するので大きな問題ではないかなと。
②繁忙時間に通信が止まって注文を受けられない
配達中、繁忙時間であるお昼の時間帯に通信が止まってしまい、注文が受けられないという現状が起こりました。
おそらくこれが原因で通信が止まり、問題が起きたのかなと思います。
ただ、15分程待機していたらいつの間にか復活していたので、ずっと使えないという訳ではありませんでした。
これが頻繁に起こってしまったら問題ですが、1年に2,3回程度。
2022年に入ってからはその現象は1度も遭遇していません。
3年ほど使用してみて①と②の不具合は個人的にそこまで問題とは感じなかったので、今もマイネオを使い続けています。
専業の人には、あまりお勧めできないかもしれないですね^^;
フードデリバリーに使用する通信量
次に、フードデリバリーで使用する通信量についてみていきます。
例:配達約3時間で使用した通信量
実際に配達で使用した筆者の通信量を調べてみました。
約3時間稼働して消費した通信量は84MBです。
- Uber Eatsのドライバーアプリ
- Googleマップ
- メモ帳
他にも待機中にtwitterをみたりしますが、基本的には上記の3つを使用した通信量となります。
通信量の目安(日、週、月)
1日に3時間稼働で通信量は約90MBでした。
これを週に3回稼働で週と月に換算すると、週に9時間稼働で約270MB、月だと36時間で1,080MB(1.0GB)となります。
これを目安に、専業だとだいたいどのくらいの通信量が必要になるか計算してみます。
日 | 週 | 月 | |
---|---|---|---|
副業 | 約90MB (1日3時間) | 約270MB (週に3日) | 約1,080MB (月に13日) |
専業 | 約270MB (1日9時間) | 約1,350MB (週に5日) | 約5,940MB (月に22日) |
上記はあくまで目安ですが、専業だと1日9時間稼働して270MB、週に5回稼働で1,350MB、月だと5,940MB(6GB)となります。
筆者がマイネオで契約しているプランは5Gプラン。
スマホで動画やインスタ等を見る事はほとんどないから容量に問題はなし。
ちなみにマイネオには20GBまでプランがあります。
ここまでがマイネオで実際に配達した時の経験話でした。ココから下はマイネオについて解説していくよ。
マイネオについて
ここからはマイネオの詳細について解説しています。
- マイネオの通信速度を他の格安SIMと比較
- 料金プランについて
- マイネオのメリットとデメリット
①マイネオの通信速度を他の格安SIMと比較
会社 | 通信速度 |
---|---|
mineo | 40.3Mbps |
J:COM MOBILE | 81.37Mbps |
Y!mobile | 64.51Mbps |
LINEモバイル | 56.18Mbps |
UQ mobile | 54.12Mbps |
楽天モバイル | 10.73Mbps |
参照したサイトからさらに抜粋して紹介していますが、マイネオは16社中12位、格安SIMの中では平均よりやや低い結果となっています。
それよりも楽天モバイルの通信速度が遅すぎて、そっちに気を取られてしまうよね。
②料金プランについて
基本データ容量 | 音声通話 + データ通信 | データ通信のみ |
---|---|---|
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
携帯電話番号による音声通話とデータ通信のデュアルタイプは、1GBで1,298円から20GBで2,178円となっています。
20GBの価格2,178円は、格安SIMの中でも1位2位を争うレベルに安いプランになっています。
データ容量が20倍になっても価格は2倍以下なのは嬉しいですね。
③マイネオのメリットデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
20GBプランは 格安SIMの中で かなり安い | 契約してる通信量を使い切ると 200kbpsに制限 |
乗り換え時 SIMロック解除の必要なし | 通信速度は そこまで速くない |
電話番号を変えずに ドコモ・au・ソフトバンクから 乗り換えできる |
通信速度が遅いというのは先ほど解説しましたが、契約してる通信量を使い切ってしまうと通信速度がガクッと落ちてしまうので注意が必要です。
自分が毎月使用するであろう通信量から逆算してプランを選びましょう。
メリットですが、20GBプランは他の格安SIMの料金プランと比べてもかなり良いです。
大容量プランを検討している人にはマイネオは相性が良いと言えます。
筆者がマイネオに変更した時は、データ容量が少ないプランでも最安だったんだけどね…。
他にも乗り換え時にSIMロック解除の必要はありませんし、電話番号もそのままで乗り換えすることが出来ます。
格安SIM(マイネオ)でもUber Eatsなどフードデリバリーはできる?まとめ
- 格安SIMでも配達は可能
- コスパを重視しているなら格安SIMはアリ
- マイネオは通信速度が遅め
- 大容量プランを検討している人はマイネオと相性が良い
以上になります。
フードデリバリーの仕事に格安SIMを検討している人のお役に立てたら幸いです。
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