ハンターカブに乗り始めて早2年、フードデリバリー中に右折しようと思い、いつも通りウインカーを押したのですがウインカーは点滅せず…不具合は急に起きました。
こちらの記事では、
- ハンターカブのブレーキランプとウインカーが点かなくなった原因
- バイク修理費用
- バイクカスタム素人は気をつけて
上記3点についてお話していきます。
ちなみに今回起きた不具合は、バイク屋さんいわく、なかなか起きるものではないとの事でした。
感の良い人は上記のお伝えしたい事でなんとなくわかってしまったかもですが、今回ハンターカブに起きた不具合は、初期不良や自然に起きたものではなく原因があります。
こんにちは、巻です。
バイク初心者(カブ歴2年目)の筆者がハンターカブに不具合が生じたので、同じことが読者さんに起こらないようにと思い記事にしました。
フードデリバリー配達パートナー(Uber Eats/Wolt/出前館/menu)。クロスバイクからバイク(ハンターカブ)に乗り替えて埼玉エリアで配達。主にさいたま市内で稼働。2019年6月から開始、今も現役。 週に3~5日程、40~80件(筆者の直近Uberの売上について)。
ハンターカブ(ct125)のオイル交換⇓
ハンターカブに取り付けたカスタムパーツまとめ↓
まずは、ブレーキランプとウインカーが点かなくなった原因、結論から話していくよ。
ハンターカブのブレーキランプとウインカーが点かなくなった原因
始めに結論からお伝えすると、ハンターカブのブレーキランプとウインカーが点かなくなった原因は、
自ら取り付けたナックルガードが配線に干渉していた
ナックルガードが配線に干渉して、電気がバイク全体に流れてヒューズが飛び、ブレーキランプとウインカーが点かなくなった。
事が原因である事がわかりました。細かい説明はもう少し下でします。
自ら取り付けたナックルガードが原因だったとは…
初期不良や劣化が原因かな?なんて思っていましたが違いました。
このハンターカブには不具合が起きた時点では約1,4000km程走っていて、それまではそのような不具合は起きなかったので、何で急に起きたのだろうと思ってはいました。
実は、不具合の起きる約1ヶ月程前に自らナックルガードを取り付けており、バイクに変化があったのはそれくらいだったので、理由を突き詰められなくもない状況ではありました。
けど、バイク知識無さすぎてまさかナックルガードの干渉がこのような事になるとは想像できませんでした。
ナックルガードを取り付けている時に
不具合が起きる約1か月前のナックルガードを取り付けている際、確かに配線が干渉していて少し配線を曲げてはいたのですが、そこまで無理やりな感じでもなかったので、『まあ大丈夫だろう』と思ってそのままにしていたんです。
しかし、これが原因となってしまいました。
バイク屋さんの話によると
バイク初心者なのでしっかりと解説出来なくて申し訳ないですが、バイク屋さんで教わった事をわかる範囲で説明していきますね。
修理してくれたバイク屋さんの話によると、ナックルガードと干渉していた配線を覆っているゴムに小さな穴が出来ていて、この穴はおそらく擦れもしくは電気で穴が空いてしまったようです。
ナックルガードの表面塗装も少し剥げており、ハンドルをきる度に少しずつ擦れていたのでしょう。
そして、配線から漏れた電気がナックルガード⇒ハンドル⇒バイクと流れてヒューズが飛んだようです。
ちなみに僕が取り付けたナックルガードは以下の物。
このZETAのナックルガードの素材はアルミなので電気を通します。
次に、今回起きたブレーキランプとウインカーが点かなくなってから治すまでの話をしていくよ。
ハンターカブのブレーキランプとウインカーが点かなくなって治すまでのお話
まずは、今回の大まかな流れからお伝えしますね。
- 1仕事中ウインカーが点かない事に気づく
- 2追加でブレーキランプも点いていない事に気づく
- 3公道を走れないジャマイカ、仕事を中断
- 4近くのバイク屋さんに電話&持っていく
- 5ヒューズが飛んでいたので交換、復活
- 6また飛ぶかもだからと、予備ヒューズもらう
- 7仕事再開、1時間後くらいにまたヒューズがトブ
- 8自分でヒューズ取り換えるもすぐに長州力
- 9再度バイク屋へ行く
- 10ハンターカブ、約2週間程の入院
- 11途中経過を電話にて聞く
- 12原因がわかり、治ってバイク受け取り
こんな流れで、ウインカーとブレーキランプが点かなくなって、完全に復活するまでは約2週間程かかりました。
筆者が自らナックルガードを取り付けて約1ヶ月くらいでこの不具合は起こりました。
この1ヶ月でじわじわとナックルガードと干渉していた配線が擦れて、配線にダメージを与えていたのだと思います。
フードデリバリーをいつも通りしていて、ウインカーを使おうとしてメーターを見たら、いつも緑色に光っているやつが光っていない事に気づきます。
ん?と思ってウインカーをカチカチ指でいじっても何も起こらない。
まずいなと思い、バイクを停めて確認しているとブレーキランプも点かない事が発覚します。
これはもう自分でなんとか出来る状態ではないので、近くのバイク屋さんに連絡をして診てもらいました。
事情を説明するとなんだか少し嫌な顔をされて、「とりあえずヒューズを取り換えたからランプは点くけどまた点かなくなるかもしれないよ。」と言われ、予備のヒューズを3つ貰います。
仕事に戻って、1時間走らせていると、またウインカーが点いていない事に気づきます。
「あぁ、これはやっぱりヒューズの問題ではなく、他に問題があるんだ」という事にも気づかされつつ、ヒューズの交換自体は簡単なので、その場しのぎで予備のヒューズと交換を自分で行いました。
1度診てもらったバイク屋さんに行くと、「ヒューズが飛ぶ原因を探すのが厄介」だそうで、「初期不良だと購入したバイク屋さんに診てもらった方が良いかもよ」との事で、購入したバイク屋さんに診てもらう事にします。
購入したバイク屋さんでも「原因を探るのに長いと3週間くらいかかる場合もある」と言われ、それでも治してもらうしかないのでハンターカブちゃんを入院させます。
1週間ほど経過したころ、バイク屋さんから連絡が着ます。
「電気系統の所を自分でいじった事はないか?」と聞かれ、USB電源キットをヘッドライトから持ってきた事だけあったので、それを伝えてもう1週間ほど待ちます。
そこで、やっぱり初期不良というより自分でいじった部分が原因になる事が多いんだろうなと思います。
そして、バイク屋さんの色々な検証を経て、ナックルガードの干渉が原因である事が分かりました。
現在はもうヒューズが飛ぶことはなく、いつも通りの運転が出来ているよ。
次に、修理にかかった費用についてです。
ハンターカブの修理費用について
今回の修理にかかった費用は以下の通りです。
修理費用:18,370円
修理の際に行った診断や点検、作業は以下の通りです。
正直、専門用語多かったりで全部は把握しきれていないので、明細に書いてあったことを記載しております。
- SUBヒューズ10A切2回原因診断
- テストラン
- アイドリングテスト
- 社外取付品確認・点検
- RHLHスイッチボックス内部点検
- シャワーテスト
- メインハーネス点検
- ナックルブレーキ干渉部分加工
※ これに加えて、他に見つけた不具合部分の調整やパーツの交換等も費用に含まれています。
実際にバイクを取りに行った際、以下のような点検の際に撮った写真を見せてもらいながら説明をしてもらいました。
正直、修理費用が高いのか安いのかはわかりませんが、個人的にはバイク屋さんの誠意が伝わりましたし、仕事にも使うとても大事な相方でもあるので治してもらってよかったと思っています。
素人はバイクカスタムに気をつけよう
最後にお伝えしたい事は、素人はバイクカスタムは気をつけようという事です。
何十キロものスピードが出る物ですから当然っちゃ当然なんですが、その分負担がかかるものなんで、パーツを取り付けたり外すときは既定のトルクなんかもあるので注意しましょう。
って自分に言い聞かせてます。今回はランプが点かなくなるだけで済みました。
あと、バイク屋さんに診てもらって、フードデリバリーは電源のオンオフが激しいからバッテリーの調子が普通より早く悪くなる傾向がある事もわかりました。
確かに新聞配達のおっちゃんたちのカブは電源きってない事が多い。けど、僕らフードデリバリーはマンション内に入る事も多いし、電源切らざるを得ないんだよな…
カスタムパーツ自体はとても優秀
今回、ナックルガードの取付方が原因でこのような事が起きてしまいましたが、パーツ自体はとても優秀な物です。
⇓以下が取り付けたカスタムパーツ
このパーツのおかげで手と指に直接風が当たらなくなり、冬のフードデリバリー乗り越える事が出来そうです。
もし、このナックルガードを取り付ける予定がある人は、配線に干渉していないかよく確認してから取付を行いましょう。
コメント