こちらの記事では、ZETA(ジータ)のナックルガード(アドベンチャーアーマーガード&スクードプロテクター)の取り付けや使用感についてレビューしています。
【紹介アイテム】
ZETAアドベンチャーアーマーガード
& スクードプロテクター
- ナックルガードを取り付けて良かった点・気になった点
- ZETAのナックルガードの特徴
- ナックルガードの取付手順
- その他の候補だった風対策アイテム
今回紹介しているナックルガードはハンターカブ(ct125)専用で、スクードプロテクターは専用ではありません。
また、レビューに関しては、埼玉の12月~1月の冬に使用した感想となっています。
こんにちは、巻です。
僕はフードデリバリーをしているんだけど、冬は手が死ぬほど寒いから風対策が必須で色々と探していました。
フードデリバリー配達パートナー(Uber Eats/Wolt/出前館/menu)。クロスバイクからバイク(ハンターカブ)に乗り替えて埼玉エリアで配達。主にさいたま市内で稼働。2019年6月から開始、今も現役。 週に3~5日程、40~80件(筆者の直近Uberの売上について)。
冬の風対策に使っているグローブ↓
まず、結論としてZETAのナックルガードを取り付けてみて良かった点と気になった点をお伝えしますね。
ZETAのナックルガードを取り付けて良かった点・気になった点
冬の期間にガッツリと使ってみての結論は、
個人的には冬限定で取り付けて正解
(暖かくなったらスクードプロテクターのみ取り外す予定)
次に、良かった点と気になった点を挙げていきます。
良かった点 | 気になった点 |
---|---|
風除けになる | 取り付けに注意が必要 |
多少の雨除けになる | でかい |
見た目が変わる | |
車幅が広くなる |
当初の冬の風対策は以下のハンドルカバーにしようと思い試したのですが、あまり自分とは合わずすぐに取り外してしまいました。
このハンドルカバーを試した時はまだそこまでバイクに慣れていない事もあって、ハンドルカバーを取り付ける事で操作性がすごく悪くなったと感じてしまって断念しました。
操作性と見た目をあまり損なわずに風よけをしようとした結果、このナックルガードにたどり着きました。
ハプニングはありましたが…取り付けて良かったと思っています。
次の冬は、ナックルガードとの比較も兼ねて、断念したハンドルカバーを挑戦してみようと思います。
改めて取り付けて良かった点と気になった点を見ていきます。
ハンターカブにナックルガードを取り付けて良かった点
- 風除けになる
- 多少の雨除けになる
風除けになる
取り付けた第一目的の風除けですが、何もつけていない時に比べると大分良くなりました。
何もつけていない時は、風が直に当たっていたのでスマホがいじれなくなるくらい指先がつめたくなっていましたが、ナックルガードをつけてからはそれがなくなりました。
が、やっぱり完全には防げないなというところもあって、埼玉で1月中旬で22時以降(0度か−1度くらい)に長時間走っていると、やっぱり指先は冷たくなります。
何もつけてない時に比べたら大分マシですけどね。
完全防寒をしたいならやはりハンドルカバー一択だと思うよ。
見た目をあまり損なわずに風除けをしたい!という人なら、検討の余地はあるかと思います。
多少の雨除けになる
スクードプロテクターが結構デカいのもあって、付け方によっては走行中は雨除けになります。
なので、多少の雨だったら防げるんですが、フードデリバリーのような長時間運転時にはやはり手は濡れてしまいます。
信号待ちなんかでも濡れてしまいます。
それでも付けていない時に比べれば濡れる事は少なくなります。
雨除けの為に検討しているのであればやめた方がいいです、あくまで+αのメリットと考えておくと良いと思います。
ハンターカブにナックルガードを取り付けて気になった点
- 取り付けに注意が必要
- でかい
- 見た目の印象が変わる
- 車幅が広くなる
取り付けに注意が必要
今回お伝えしたかった部分でもあります、バイクカスタム初心者ならではの失態を犯しました。
詳しくは以下の記事にて解説していますが、
配線に接触するような取り付け方をしてしまい、ブレーキランプやホーン、ウインカーが点かなくなるハプニングが起きてしまいました。
カスタムに慣れている人であればこのような事は起こらなかったかと思いますが、修理したバイク屋さんも原因を見つけるまでにかなり時間がかかっていたので、ナックルガードを取り付ける予定の人は同じ事が起こらないように頭の片隅にでもいれておいてください。
ナックルガードも配線に接触しないように設計された形になっているはずなんですが、それでも僕の場合は配線に接触してしまいました。
でかい 見た目の印象がかわる
スクードプロテクターが結構大きいので、バイクとしての見た目の印象は結構変わるかと思います。
個人的には、ガチャガチャした見た目は嫌いじゃないので僕はOKでした。
車幅が広くなる
左右それぞれ1,5~2cmくらい広がっているので、細い所を通る時はいつもより気を使う必要があるかなと思います。
次に、ナックルガードの特徴を改めてみていきましょう。
ZETAのナックルガードの特徴
まずは、アーマーガードからです。
アドベンチャーアーマーガードの特徴
- 専用形状でワイヤー類との干渉を回避
- 専用モデルで取付が容易
- 別売りプロテクターシリーズが全て装着可能
専用形状でワイヤー類との干渉回避
専用形状になっているのでワイヤーと干渉しない。はずなんですけどね、僕の場合はしてしまったので皆さんは気をつけてください。
僕の取付方が悪かっただけだと思うんだけどね。
専用モデルで取付が容易
僕の場合は、ワイヤーと干渉してしまっていたんで容易とは言えなかったんですが、作業全体で言ったらそこまで難しい作業ではないと思います。
ただ、バーエンドの取り外しはインパクトがないとちょっと厄介かもしれません。
ここまで見ると特徴というかデメリットの説明みたいになってしまってるけど、インパクト持ってて正しい取付方さえすれば問題ない。はずだよ!
別売りのプロテクターシリーズが装着可能
僕の場合は風除けが一番できそうな大きなスクードプロテクターを取り付けましたが、見た目では以下のプロテクターにしようか迷っていました。
お次はスクードプロテクターの特徴について解説します。
スクードプロテクター
- 上下反転装着可能
- カラバリは白と黒
上下反転装着可能
- アドベンチャーモード…長いつばが上向きで雨風を防ぐスタイル
- スポーツモード…下からの泥はねからグリップを守るスタイル
カラバリは白と黒
黒が売れ筋で見かけるのも黒ですが、白もあります。
ちなみにスクードプロテクターを取り付けていない見た目は以下のようになります。
アーマーガードのみのシーン
アーマーガードも思っていた以上に大きくてハンドルをしっかりと守ってくれそう。
ハンターカブへのナックルガードの取り付けについて
次に、アーマーガードとスクードプロテクターを取り付ける手順について解説します。
取付に要した時間は約45~60分程です。
参考にした動画
取り付けについては正直動画が楽なので、こちらをお勧めします。
ゼキザップさんの動画です。
取り付けに必要な物
- 六角
- インパクト
バーエンドの取り外しにインパクトの使用をお勧めします。
ナックルガードとプロテクター付属品
商品本体や付属品については以下の通り。
ハンターカブへのナックルガード取付手順
今回、取付写真をあまり撮っていなかったので簡易的な説明となります。
- STEP①バーエンドをインパクトで取り外す
一緒に回るのでバーエンドを押さえつつインパクトで外しましょう。
- STEP②以下の写真の順序に入れて締めていく。
Dカットの位置を確認しながら取り付けをしましょう。
固定箇所が他にもあるので、仮止めにしておくと良いです。
- STEP③U字クランプを取り付けます。
取り付けが難しい右側から行います。
U字クランプを配線とハンドルの間に上手く通します。
アーマーガード本体のネジ穴と重なるように調節して
仮止めしておきます。
ハンドル側もボルトで止めて、全体をバランス良く締めていきます。
くぼんでいても配線がこのように干渉していると僕のように不具合が起こる可能性があるので、絶対に干渉しないようにしましょう。
右側はこれで取付完了です。
- STEP④左側も同じ容量で取り付ける
左側も同じ容量で取り付けましょう。左側の方が邪魔になる物がないので取り付けやすいです。
- STEP⑤ブレーキの高さorアーマーガードの高さを調節
左右の取り付けが終わったら、ブレーキとアーマーガードの高さをお好みで調節しましょう。
- STEP⑥スクードプロテクターを取り付ける
ワッシャーを前後に挟んで、ボルトを締めるだけです。
- STEP⑦取付完了
ZETAのナックルガード取付&レビューまとめ
- ある程度の風除けになる
- 気持ち程度の雨除けになる
- 完全防寒ではない
- 取付初心者は注意が必要
- 見た目がややごつくなる
個人的には風除けが効果を発揮して購入して良かったと思っています。
フードデリバリーの仕事にとても重宝しております。
ただ、ハンドルカバーをしっかりと試せていないので、次回の冬は試してみて比較出来たらなと思います。
取り付けに慣れていない人は、配線の干渉だけは注意しましょう。
最後に他にも候補になっていた冬の風対策を紹介して終わりです。
その他の候補だった冬の風対策アイテム
今回紹介したナックルガード以外にも候補があったので紹介して終わります。
記事内でも紹介したct125専用のハンドルカバー。
ハンドルバーに直接つけるタイプの武川から出ているナックルガード。大きさが小さいので風対策には少し頼りないかなと思い断念。
コメント