こちらの記事では、ソニー損保のファミリーバイク特約について、また、Uber Eats等のフードデリバリーの業務中にも適用されるのか解説しています。
- Uber Eats等のフードデリバリー業務に適用されるか
- ソニー損保のファミリーバイク特約の特徴
- ソニー損保のファミリーバイク特約のメリットデメリット
- ファミリーバイク特約に入る際の注意点
- 2りんかんバイク保険との比較
- 出前館業務委託配達員の登録にも使える
先日、2りんかんに行ってバイクの任意保険に加入してきましたが、それ以前はソニー損保のファミリーバイク特約に加入していたので、この保険についてわかる事をお伝えします。
フードデリバリー配達パートナー(Uber Eats/Wolt/出前館/menu)。クロスバイクからバイク(ハンターカブ)に乗り替えて埼玉エリアで配達。主にさいたま市内で稼働。2019年6月から開始、今も現役。 週に3~5日程、40~80件(筆者の直近Uberの売上について)。
こんにちは、巻です。
ファミリーバイク特約はバイク保険と比べると安くて良いんだけど、デメリットもあるから自分に合った保険を選ぼう。
先に結論を言いますが、
Uber Eats業務中は補償される?
ソニー損保のファミリーバイク特約は
Uber Eatsの業務中は適用される
ソニー損保のファミリーバイク特約は、配達業務中にも補償してくれる(2021/06時点)ので、フードデリバリーをしている業務委託配達員には助かります。
筆者がソニー損保のファミリーバイク特約に加入していたのは、2021年から2022年の6月まで。それ以降は補償範囲の変更される可能性もある為、加入を検討されている方は問い合わせする事をお勧めします。
ブログ読者さんからの声で
ブログの読者さんからこの記事に対してコメントを複数頂いているんですが、2022年以降ソニー損保のファミリーバイク特約が「業務中は適用される」or「されない」の両者の意見が出ています(この記事の一番下)。
筆者は2022年で解約してしまっているから真実がわからんです。
読者さんのコメントから推測するに、業務中は「適用される」かと思います。
フードデリバリー業務中も「適用される」には条件がある
契約する車の所有者とフーデリに使用するバイク(原付/125cc以下)の所有者は同じである事。
ソニー損保以外で業務中は適用されるファミリーバイク特約は?
読者さんから頂いたお話ではありますが、ソニー損保以外でも業務中は適用されるファミリーバイク特約の自動車保険があるようなので共有します。
上記2つのファミリーバイク特約も「業務中は適用される」ようなので、既に加入している方は改めて問い合わせて確認してみましょう。
ファミリーバイク特約って何?
ファミリーバイク特約とは、自動車保険に付帯できる特約です。
- 自動車保険のオプション補償
- 125cc以下の原付に対してのみに補償
- 原付で事故をしたとき、自分のケガや他人への賠償を補償
- 借りた原付バイクでの事故でも補償される
あくまで自動車保険の+オプション補償なので、自動車保険に入っている人じゃないと加入できません。
また、原付バイク(125cc以下)に対してのみの補償となっており、条件が限定されています。
ソニー損保のファミリーバイク特約の特徴
- 「業務中」「業務外」両方に適用(2021/06時点)
- 「自損傷害型」と「人身傷害型」の2種類
- 保険料は6,000~20,000円程
「自損傷害型」と「人身傷害型」の2種類
自損傷害型 | 人身傷害型 | |
---|---|---|
対人賠償 けが・死亡等 | 〇 | 〇 |
対物賠償 車・物の修理 | 〇 | 〇 |
自分の補償 単独事故 | 〇 (定額) | 〇 (実損額) |
自分の補償 相手に過失が ない事故 | 〇 (定額) | 〇 (実損額) |
自分の補償 相手のいる 事故 | × | 〇 (実損額) |
車両補償 | × | × |
共に相手に対する対人対物賠償の補償はありますが、自分に対しての補償と額が異なっています。
また、共に車両に対する保証はありません。
「自損傷害型」と「人身傷害型」の違い
- 自分のケガに対しての補償が違う
- 保険金の支払い方法や額が違う
自分のケガに対しての補償が違う
保険金の支払い方法や額が違う
ソニー損保「ファミリーバイク特約」の保険料金
保険料金 | |
---|---|
自損傷害型 | 8,090円 |
人身傷害型 | 21,820円 |
(2021年9月時点の保険料金)
ソニー損保のファミリーバイク特約の保険料金は、自損傷害型が8,090円、人身傷害型は21,820円となっています。
また、ファミリーバイク特約は、基本的に定額料金となっています。
2りんかんのバイク保険と比較
ソニー損保のファミリーバイク特約についてある程度わかったところで、2りんかんのバイク保険(東京海上日動)と比較をしてみましょう。
ファミリーバイク特約 | 2りんかんのバイク保険 | |
---|---|---|
対人賠償 | 無制限 | 無制限 |
対物賠償 | 無制限 | 無制限 |
人身傷害 | 3,000万円 (任意) | 3,000万円 (任意) |
搭乗者傷害 | × | 500万円 (任意) |
車両保険 | × | × |
弁護士費用特約 | 〇 (任意) | 〇 |
ロードサービス | × | 〇 |
保険料金 | 8,090~21,820円 | 28,570~113,190円 |
(ファミリーバイク特約は+オプションの為、元の自動車保険の内容によって若干異なってきます。)
ファミリーバイク特約と2りんかんのバイク保険の大きな違いは、やはり保険料金。
補償内容はあまり大差ないのに料金は大きく異なっており、圧倒的にファミリーバイク特約が安いです。
また、ロードサービスの有り無しも大きな違いでもあります。
ロードサービスは、バイク屋さんやJAF等でも加入できるから上手く組み合わせるのもアリだよね。
僕が、ソニー損保のファミリーバイク特約に加入していた時は、バイク屋のロードサービスに加入していました。
補償内容をしっかりさせておきたい人は、2りんかんのバイク保険をお勧めします。
筆者は車を売却してしまったので、2りんかんのバイク保険に加入しています。
⇓アクアを高額で売却できた話
⇓2りんかんのバイク保険について
ソニー損保のファミリーバイク特約のメリットデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
保険料金が 安い | ロードサービス がない |
適用外となりました | 業務中は補償外に (サポートに要確認) |
家族のバイクは 何台でも補償 | 自動車保険 加入者のみ |
使用しても 等級が下がらない | |
手続きが 簡単 |
先ほども言いましたが、やはり保険料金が安く、かつ配達業務中も補償されることが大きなメリットと言えます。
※ 2022/12現在は、補償範囲が変更されて「業務中は補償外」のる為、検討している人はサポートに問い合わせて確認をする必要があります。
また、事故をしてファミリーバイク特約を使用しても等級が下がる事はありませんし、手続きもネット上で簡単に済ます事が出来ます。
デメリットをあげるとしたら、ロードサービスが無い事くらいでしょうか。
任意保険必須の出前館業務委託配達員の登録にも使える
出前館の業務委託の登録にはバイクの任意保険への加入が必須ですが、ソニー損保のファミリーバイク特約は、この登録に使用する事が出来ます。
僕もこのソニー損保のファミリーバイク特約で出前館の業務委託配達員の登録できたので、安心して登録できるかと思います。
登録の為であれば使えますが、業務中は適用外なので注意しておきましょう。
バイクの任意保険を探している人、ソニー損保のファミリーバイク特約に加入しようと検討している人のお役に立てたら幸いです。
コメント
記事見て、ソニー損保に乗り換えようかなと、
問い合わせたら、
黒ナンバー、緑ナンバーは引き受けできない、
ファミリーバイク特約は業務中はでないと言われました
ペンギンさん
コメントありがとうございます!
記事の最初の方に「125cc以下の原付に対してのみに補償」と記載はしていたんですが、
勘違いさせてしまっていたら申し訳なかったです。
あと、僕が電話でサポートに確認した時は確実に「業務中も補償される」と言っていたので、
補償範囲が変わった可能性が高いです。
貴重なご意見なので、参考にして記事の調整をさせて頂きます、有難うございました。
えっと結論から125cc以下なら今月業務使用okとの回答をいただいてます。
2月にセゾンおとなの〜保険からもokと言われました。
その前に、そもそも業務使用目的とは年間を通して週5日以上ないしは15日以上業務で使用する場合の契約で、それ以下つまり週4以下かつ月14日以下であれば通勤だろうがレジャー使用で契約しても業務で使用しても補償はされますと言われました。あくまでこれは4輪自動車の話です。
ただ2社とも口を揃えて個人所有の原付で特約の場合は使用頻度に関わらず業務使用okとのことです。
車の使用目的に合わせ自動車保険を申し込み、あとはファミリーバイク特約を付ければ良いようです。
個人的には業務使用で原付を使うのであればファミバイで人身付けれるセゾン、ソニー損保、三井ダイレクトが良いと思います。
私の場合セゾンが1番安く三井ダイレクトが1番高くなりました。
参考までにお伝えしました。
けんさん
コメントありがとうございます、返信が遅くなって申し訳ないです。
とても貴重な意見です、ありがとうございます。
これを元に新しく記事を更新しました。
また、オススメの保険も教えていただきありがとうございます。
他の読者さんにもタメになると思うので共有させて頂きます!
初めまして。
2021年よりウーバー等で稼働するためにファミリーバイク特約で補償の効く保険会社を調べ三井ダイレクトからソニー損保に乗り換えましたが、最近保険内容等が変わったなどと噂を聞き調べていたらこのブログに辿り着きました。
ただこのブログでもあやふやな感じだったのでソニー損保に問い合わせをしたところ何も変更はされていないとの事。
但しウーバー等のフーデリに対応するのには条件があって契約する車の所有者(フーデリ稼働する本人)とファミリーバイク特約で対応できる125cc以下のバイクの所有者が同じである必要があるとの事。
つまり家族名義の車でもフーデリ稼働する本人の名義でないとファミリーバイク特約は使えてもフーデリ稼働には対応しない。
また本人名義の車でもレンタルバイクや他人名義のバイクでのフーデリ対応はしないとの事でした。
昨日、2023年5月18日の情報です。
追記ですがフーデリ対応に関しては電話対応のオペレーターによっては対応してないと言われる事があります。
本当に知らないオペレーターがいるようです。
2021年の契約時に何度か電話問い合わせをしたのですがその度に対応してないと言われ何度も確認してもらって契約をしました。
無保険フーデリマンを少しでも減らしたいので参考になればと書き込みさせて頂きました。
番台さん
コメントありがとうございます!
あやふやな感じ…すいません涙
オペレーターの件は大変でしたね…
貴重な意見本当にありがとうございます。
条件に関しては記事内でも共有させて頂きます。
無保険を減らしたい、本当ですね、
このブログを通して少しでも保険について知ってもらえば嬉しいです。