雨の日はフードデリバリーをしてる人にとって恵みの雨、稼ぎ時です。
こんにちは、配達パートナーの巻(maki_work5)です。
この記事を書いている筆者も埼玉エリアで現役の配達パートナー(2023年は4年目)をしていて、雨の日は積極的に配達をしています。
雨の日の配達には慣れているので、スマホがイッた台風の日もいつも通りに雨対策をして配達していたのですが、配達終わりにスマホの画面がブラックアウト…
やっちゃいましたね…
結論を先に言うと、
一度分解したiPhoneは防水機能が低く
その状態で雨量の多い日に配達した事が原因
でした。
また、修理屋さんにて10,000円で直してもらったのですが、雨の日配達をする人が増えている現状、シェアしておいた方が良いと考え記事にしました。
- 台風の日に配達したらスマホが死んだ
- スマホが死んだ原因は水没と防水テープ
- 死んだスマホに出来る事、行った事
- 雨が強すぎる日は注意
- 筆者の雨の日対策について
フードデリバリー配達パートナー(Uber Eats/Wolt/出前館/menu)。クロスバイクからバイク(ハンターカブ)に乗り替えて埼玉エリアで配達。主にさいたま市内で稼働。2019年6月から開始、今も現役。 週に3~5日程、40~80件(筆者の直近Uberの売上について)。
⇓筆者の雨の日対策
ヒドイ雨の日(台風)に配達したらスマホが死んだ
その日は台風で雨風が強い日、昼と夜の2部構成で約6時間程稼働したのですが、配達が終わって家でゆっくりしていたら、スマホ(iPhone)の画面が真っ暗に。
電源を落として再起動するも、一瞬だけ画面が映ってすぐにブラックアウト。
音声やバイブ、タッチパネルは反応するけど、画面だけが真っ暗な状態。
ネットで『iPhone ブラックアウト』などで検索すると、
- バッテリー切れ
- バックライト切れ
- ディスプレイケーブル外れ
- 水没
- iOSアップデートの不具合
原因は水没、雨である事がすぐにわかりました。
スマホが死んだ(ブラックアウトの)原因は雨
やはり、激しい雨の日はどんなに対策をしても限界があるようです。
筆者のスマホは『iPhone SE2』なので、防水ではなく耐水。
しかし、以前に自分でスマホを開けていじったりしていたので、『防水テープ』が完全に機能していない状態でした。
防水テープが機能してなかった
これも雨がスマホ内に入ってきてしまった原因の1つかと思います。
iPhoneはディスプレイと本体の間にゴムのテープが貼ってあり、それが水分の侵入を防ぐのですが、筆者はスマホを分解していたので、その『防水テープ』が剥がれている状態でした。
中古のiPhoneも一度分解されていることが多く、防水テープが機能しない事もあるから注意しましょう。
スマホ(iPhone)を分解していた理由
これも雨の日の配達が理由で分解する事になったのですが、カメラのレンズが温度差で結露してしまい、直接拭き取るしかなかったからです。
雨の日の配達は大変だよ…
スマホ(iPhone)がブラックアウトした時にした事
次に、スマホがブラックアウトしてしまった時に筆者が行ったことを挙げていきますが、やらない方がいい事もあるので、雨の日配達をしている人は覚えておくと良いと思います。
出来ればやらない方がいい事
- ドライヤーで乾かす
- 叩いて水分を内側から出す
- 充電
筆者は、上記3つすべてをやりました笑
が、ブラックアウトが直る事はありませんでした。
水没時の充電は熱をもってショートしてしまう危険があるので、一番やらない方がいいです。
水没してブラックアウトした時にやるべき事
- 電源を切る
- 修理屋さんに予約
まずは、とにかく電源を切っておきましょう。
筆者は、ブラックアウトして画面が見えない状態でしたが、ネットで画面を検索しスライドする場所を覚えて気合で電源を切りました。
そして、修理屋さんを探して修理してもらうのがベストです。
筆者はなんでも自分でやるのが好きなタイプなので、自分で直せそうか調べたりはしたのですが、今回は原因の特定が難しかったため、専門の人に任せました。
スマホの水没修理費用は10,000円なり
スマホ(iPhone SE2)の水没修理費用は、水没ケアとディスプレイ交換の2項目で10,000円でした。
もしかしたら、もう少し安くできたかもしれないです。
おそらくですが、ブラックアウトの原因は雨によるディスプレイの故障。
なので、水没が原因と言わずにブラックアウトのみを主張していればディスプレイの交換費用だけで済んだかもしれないです。(水分が残った状態は良くないので水没ケアをしてもらって良かったかもしれないけど。)
ちなみに、水没時のケア方法は、単純に乾燥させるだけではなく、いったんエタノール?に浸してから乾燥させるようなので作業は3時間以上かかります。
自分で直すなら、ディスプレイの交換のみ
勝手な断定になりますが、雨によるディスプレイの故障が原因であるならば、自分でディスプレイの交換という手段もあります。
iPhoneのディスプレイ修理セットは、アマゾンで販売されています。
iPhone SE2であれば2,000円程で購入できます。
iPhoneを分解する時のネジが十字穴ではない特殊な穴なので、専門工具が必要ですが、このセットに含まれています。
筆者は、画面がバキバキになった時にディスプレイを交換した経験があります。
iPhoneのネジは全てめちゃくちゃ小さいので細かい作業は多いですが、ディスプレイ交換自体はそこまで難しくないです。
ただ、細かい作業が苦手な人はやめた方がよいです。気になる人は動画を観てみるとよいですよ。
雨が強すぎる日(台風)の配達はやめたほうがいい
言われなくてもやらねえよ!と言われそうですが、筆者みたいに目の前にお金(雨クエ)を吊るされるとついつい稼働してしまう人はいるかと思います。
ただ、雨クエの為に高価なスマホをダメにするのはリスク高るぎるので、軽貨物隊以外の人は台風の日の配達は避けましょう。
筆者は雨の日対策をしっかりしている方だけど、やっぱり料理を受け取る&渡すタイミングは絶対に濡れてしまうんだよね…
筆者の雨の日対策にしている事
- 防水ケースを使用
- レインウェア+防水シューズ
- 防水ショルダーバッグ
- 雨除けスマホホルダー
- 水着を着る
- シートカバーで尻濡れ対策
防水ケースを使用
防水テープが無くなって耐水性能が落ちているので、防水ケースを使用して対策します。
レインウェア+防水シューズ
雨の日には欠かせないレインウェアと防水シューズ。
初めてで何が良いか分からない人は、WORKMANの物がコスパ良くお勧めです。
モンベルのサンダーパスジャケット&パンツ
↑筆者の場合は、モンベル(mont-bell)のサンダーパスジャケットとパンツを使用してます。上下で15,000円くらい。
店員さんに話聞いたら「街で着るならゴアテックス必要ない。 これで十分だ」って言われたのが決め手でした。
ワークマンの防水シューズ
上記画像の防水シューズは、ワークマンのもので1,500円。使用感は長靴です。
長靴あるならそれでもいいけど、デザインがスニーカー風なので上がカジュアルでも比較的対応できます。
安さを求めているならアリ。滑りやすいのが難点。
↓ワークマンの防水シューズレビュー
防水ショルダーバッグ
配達に必要な小物関係やスマホ充電器、お釣り等を入れています。
コロンビアからラインアップされているマウンテンハードウェアの防水サコッシュ。
防水で定評のあるX-PACを使用した素材で、チャックも防水仕様。
外側と内側にポケットがあるし、配達に必要な小物類は入る容量です。
見た目もオシャレでお勧めです。
料理を受け渡すときは編み編みの部分にスマホを入れてるんだけど、ちょっといれづらいのがネック…
↓お勧めの防水ポーチやサコッシュ
雨除けスマホホルダー
元フードデリバリーの人が作っている雨除けスマホホルダー。
正確にはホルダーではなく、雨除けにも使えるサンシェード。
大きいので目立つのが気になりますが、開閉できるつばがついていて使いやすいです。
雨除けだけでなく、夏の熱暴走対策にも使えるので今ではマストアイテム。
金額が7,000円近くと高いですが、フードデリバリーをこれから続けていく人には間違いなく重宝するアイテムです。
最近は付けている人も良く見かけるようになりました。
水着を着る
これは屋根の無いバイク稼働の人の悩みですが、長時間雨の中配達をしているとどうしてもお尻が雨でべちゃべちゃになります。
レインウェアのインナーとして水着を着る事で、このべちゃべちゃを軽減する事が出来ます。
シートカバーをする
これも上記のバイク稼働のお尻べちゃべちゃ対策で、網のシートカバーをする事でシートとお尻に空間を作って尻べちゃを防ぎます。
と言っても、完全な対策にはならず、長時間座っているとお尻は濡れてきます。
それでも付けていない時に比べると、尻べちゃになりにくいですし、尻べちゃになっても気持ち悪い感覚はかなり軽減されます。
雨の日(台風)の日に配達をしたらスマホが死んだまとめ
- ひどい雨の日の配達は避ける
- 一度分解したスマホは防水性能が低い
- ブラックアウトしたら電源を切る
- 充電はしない
- 修理費は約10,000円程
- 自分で直せるかも!?
数千円の為にスマホを犠牲にするのはリスクが高いので、ひどい雨の日の配達は避けましょう。
一度分解している、中古のスマホは防水・耐水性能が低下している可能性があるので注意しましょう。
万が一、ブラックアウトした場合は、電源を切って修理屋さんにお願いしましょう、それまで充電をしてはいけません。
修理屋さんに頼むと10,000円程です、どうしても節約したくて自分でやる場合は事前に調べてから行いましょう。
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