現金払い対応をしようか
迷っている人向け
- 現金払いがお勧め出来る人やタイミング
- 現金払いのメリットとデメリット
- 配達員が現金配達するための条件
- 現金払いに必要なアイテム
- 現金払いの設定方法
- 現金払いの仕組み/お金の流れ
こんにちは、フーデリの配達をしている巻(maki_work5)です。
この記事を書いている筆者も埼玉エリアで現役の配達員をしているので、実際の経験を踏まえて紹介しています。
Uber Eatsを初めてばかりの人や配達回数を稼ぐために現金払いの対応をしようか迷っている人に向けた記事になっています。
筆者は2024年現在、現金設定はOFFにしているよ。
フードデリバリー配達パートナー(Uber Eats/Wolt/出前館/menu)。クロスバイクからバイク(ハンターカブ)に乗り替えて埼玉エリアで配達。主にさいたま市内で稼働。2019年6月から開始、今も現役。 週に3~5日程、40~80件(筆者の直近Uberの売上について)。
↓現金払いのシミュレーション
↓Uber Eatsの配達の流れを解説について
それではまず、Uber Eatsの現金払いは儲かるのか?結論をお伝えします。
Uber Eatsの現金払いは儲かる?
個人的な結論を先に言いますと、
基本は現金払いOFFでOK
繁忙期は現金対応しても大差はないが
閑散期は現金対応しても良い
地域やタイミングによっては現金払いONにしておこう
東京や大阪等の首都圏で配達をしている人は現金払いに対応せずとも十分に注文を受付ける事が出来るので、現金払いは基本OFFにしておいて構わないでしょう。
実際に現金払いをするお客さんは1~2割程度(地域差もありますが)、現金払い対応している配達員も同じ割合。大抵の人は売上に大きく響く事はないかと思われます。
現金払いに対応しても良いですが、用意するものがあったり対応の手間があったりであまり効率はよくないと筆者は考えています。
ですが、タイミングや特定の人にはお勧めできる場合があるのでみていきましょう。
現金払いをするべき人・タイミングは?
- 注文の少ない地域(地方)の人
- 春秋の閑散期
- 配達件数が1~2件/時間になってきたら
- 今すぐ手元に現金が欲しい人
注文の少ない地域・地方の配達員
首都圏から離れた地域であるならば注文が少ない傾向にある為、現金払いに対応しても良いかもしれません。
春秋(4~5月、9~10月)の閑散期
春秋の閑散期は積極的に現金払いをONにしても良いでしょう。
2024年現在は配達員が多くなってきているため、特に首都圏で稼働している人は少しでも件数を稼ぎたいのであれば閑散期以外でも現金払いを受けても良いかと思います。
閑散期の目安は配達件数が1~2件/時間
閑散期の目安ですが、感覚的には1時間で2~3件はこなせてないと配達件数は少ない傾向にあるので、効率よく稼ぎたいのであれば現金払いは対応すべきかと思います。
現金がすぐに手元に欲しい人にもお勧め
あとは、現金がすぐに手元に欲しい人にはお勧め出来ます。
現金払いの対応をすると、受け取った現金は自分の手元に持っておけるからです。
当然、配達パートナーは配達報酬を差し引いた差額分をUberに返さなくてはいけないので、クレジットカードで払う仕組みになっています。
ちょっとややこしいので、現金対応のお金の流れを数字で解説しますね。
支払額が4,000円の注文が入り、この配達報酬は450円でした。
配達パートナーの手元に残る現金 = 4,000円
後日クレジットで支払う差額分 = 4,000円 – 450円 = 3,550円
このような流れで現金は貯まる一方となっています。(特に小銭)
ただ、今すぐ現金が欲しいと言っても何十万円をすぐに手元に残す事は出来ないので注意しておきましょう。
次に、メリットとデメリットの一覧をみていきましょう。
現金払い対応のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
配達件数UP | お釣りの用意が必要 |
現金を手元に確保できる | 荷物が増える |
クレカのポイントを 貯められる | 接客対応が増える |
現金チップ(お釣り要らない) を貰えることがある | 小銭が増え続ける |
衛生面の確保 | |
雨の日大変 |
数でみるとデメリットの方が多いです。
これを見たらやりたくないなぁと思う人のが多いはず。
筆者も、出来れば現金払い対応はしたくないです。
それでも現金払い対応をしている人はたくさんいます、筆者も状況によっては対応しています。
埼玉エリアは10件中2件程、体感2割が現金払いです。
↓Uber Eats埼玉のエリアについて詳しく知りたい人はコチラ
次に、現金払いのメリットとデメリットを一つずつみていきましょう。
Uber Eats現金払い対応のメリット
- 配達件数を稼げる
- 現金を手元に確保できる
- クレカのポイントを貯められる
- 現金チップを貰えることがある(お釣り)
配達件数を稼げる
筆者が現金払いに対応する1番の理由です。
Uber Eatsの報酬には、1回の配達で得る報酬以外に指定された配達件数を達成するともらえるプロモーションがあります。
2019/08/09-12、埼玉エリア、自身のアカウントにて出たクエストです。
(※ 報酬は時間、地域、プロモーショ ンによって異なります)
これをGETするために配達パートナーは配達件数をより多く得ようと努力します。
現金対応をすれば配達件数を稼ぎやすくなるからね!
ただ、現金払いの注文者が多い地域であったり、そもそもの注文数が少ないから配達回数を稼ぐなら現金払いに対応せざるを得ない地域があります。
現金を手元に確保できる
これは先ほど説明した通りですが、注文者から受け取った現金は自分で使って良いので、銀行からお金をおろす手間なく現金を手元に確保することが出来ます。
当然、多く受け取った分(注文者の料理代金)は、これまでの報酬から差し引かれます。
もし、差し引かれる額が足りない場合は、クレジットからUberへ支払う事になります。
クレカのポイントを貯められる
集金した現金が配達報酬を上回ったら、余剰分をクレジットカードで支払いますが、カードによってはポイントが貯まります。
筆者は楽天カードで支払いをしているので、1%のポイントが付きます。
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- 週の報酬:8,000円
- 集金した現金:18,000円
- 余剰分:8,000円-18,000円=-10,000円
クレカの支払い:10,000円 / ポイント:100P
ただ、ポイントが貯められると言っても、現金注文自体がそこまで多くないので、よっぽどの数をこなさないと大したポイントは貯まらないです。
現金チップ(お釣り要らない)を貰えることがある
現金対応をしていると、お釣りをチップとして貰えることがあります。
ただし、これは稀なケースなのであまり期待しない方が良いです。
以上が現金払い対応のメリットでした。
次にデメリットをみていきましょう。
Uber Eats現金払いのデメリット
- お釣りの用意と管理が必要
- 荷物が増える
- 接客対応が増える
- 小銭が増え続ける
- 衛生面の確保
- 雨の日大変
お釣りの用意と管理が必要
注文者は1万円まで注文することが出来るので、都度それに対応できるお釣りの用意をしなければなりません。
お釣り | 枚数 |
---|---|
5,000円 | 1枚 |
1,000円 | 10-20枚 |
500円 | 3-5枚 |
100円 | 10枚 |
50円 | 5枚 |
10円 | 10枚 |
5円 | 5枚 |
1円 | 10枚 |
やや多めですが、これだけ持っておけば足りないという事はないはず。
小銭が増え続ける
そして現金対応をしていると注文者の現金を受け取る事がメインとなるので、現金は増え続けていきます。
特に小銭がすぐ貯まるので、自分でうまく使うか銀行で両替するなど工夫が必要になってきます。
荷物が増える
現金対応するには集金袋やポーチ等が最低限必要になってきます。
ポーチだけだからそこまで邪魔にならないけど、雨の日なんかは防水じゃないと大変です。
接客対応が増える
代金のやり取りが有るので、料理を渡すだけに比べると接客時間は増えます。
実際にやってみると分かりますが、代金が4,276円だったりと細かい事が多く、計算が面倒だったり、お釣りの額を間違えてしまったりする事もあります。
慣れないうちは、お釣りを出すまでの妙な時間が嫌だったなぁ汗
衛生面の確保
お金の取り扱いをして料理も運ぶとなると、衛生面に気をつけなければいけません。
皆さんご存知の通りお金は汚いです。
ウェットティッシュを持参するなどで対策しましょう。
料理を作る訳ではないから、そこまで神経質にならなくてもよいけどね!
雨の日の配達が大変
濡れた手でお金のやり取りしていると、お札が濡れてしまうのが厄介です。
なので、筆者は基本雨の日は現金対応はOFF。
するとしたらハンカチやミニタオルを持参してお金のやり取りの前に手を拭いています。
Uber Eatsの現金配達をする為の条件
Uber Eatsの配達で現金配達をするには、以下の条件を満たす必要があります。
下記画像は、Uber Eatsのガイドブックから抜粋したもの。
クレカ、もしくはデビットカードの登録が必須条件となります。
これに加えて、Uber Eatsの配達員に登録してから40件の配達を完了させておく必要があります。
Uber Eats現金払いの仕組み(お金の流れ)
次に、現金払いの対応をした配達パートナーのお金の流れを解説します。
- 注文者が払う代金 = 料理代 + 配達代
- 配達パートナーは注文者が払う代金を現金で回収
- 回収した現金の余剰分は自分の報酬から差し引かれる
- 差し引いた額が足りない場合はクレカで支払う
- クレカの登録が必須
配達パートナーは、料理代を差し引かれた分の報酬が振り込まれ、受け取った現金が報酬額を上回っていたらクレジットカードでUberへ支払います。
そして、配達パートナーが現金払いに対応するためにはクレジットカードの登録が必須となります。
現金払いに必要なアイテムや運用法について
僕が現金払い対応時に使用しているアイテムは全部で4つです。
- ポーチ
- ビニールネットケース3種
- ハンカチ
- お釣り
ポーチさえ持っていれば、ダイソー等の100均でネットケースや小銭入れは揃えられます。
↓現金対応に使用しているアイテムや運用法について
次に、現金払いのオンオフ設定方法についてです。
Uber Eats現金払いの設定方法
下記が現金払い対応をONOFFにする方法です。
- STEP1配達アプリトップ画面の左下にある『トグル』をタップ
- STEP2『現金払いを受付ける』をタップ
OFFにしたい場合は、「現金配達を受付ける」をOFFにする事で行う事が出来ます。
現金払いの対応をする為には、条件を満たしておく必要があるのでみていきましょう。
Uber Eatsの配達員が現金払い対応をする為の条件
Uber Eatsの配達で現金配達をするには、以下の条件を満たす必要があります。
クレカ、もしくはデビットカードの登録が必須条件となります。
これに加えて、Uber Eatsの配達員に登録してから40件の配達を完了させておく必要があります。
配達アプリからクレジットカードを登録する方法
- STEP①配達アプリトップ画面左上の『三』をタップ
- STEP②『お支払い方法』をタップ
- STEP③『お支払い方法』をタップ
- STEP④『支払い方法の追加』をタップ
『支払い方法の追加』項目は人によってない場合もあるようです。
※ 下記画像には、『支払い方法追加』項目がありません。筆者がこの記事作成時には『支払い方法の追加』が無くなっていました。(2024/04/16)
- STEP⑤クレジットカード情報を入力
- STEP⑥運営から承認がきて完了
Uber Eatsの配達アプリからクレジットカードが登録できない場合
上記登録方法が出来ない場合のクレジットカードの登録方法は以下の2通り。
Uber Walletからクレジットカードを登録する方法
- STEP①Uber Eats公式サイトにアクセスしログイン
- STEP②『〇〇様』をタップして『運転と配達』をタップ
- STEP③左上の『三』をタップして『銀行口座情報』をタップ
- STEP④『支払い方法』をタップして『支出』をタップ
- STEP⑤『クレジットカードまたはデビットカード』をタップしてカード情報を入力
- STEP⑥カード情報の登録完了
注文アプリにクレジットカードを登録する方法
- STEP①Uber Eats注文アプリのトップ画面左下の『アカウント』タップ
- STEP②『お支払い方法』をタップ
- STEP③『支払い方法追加』をタップ
- STEP④『クレジットカードまたはデビットカード』をタップ
- STEP⑤カード情報を入力して完了
筆者の現金払い運用例
最後に、筆者がどのようにして現金払いに対応しているか解説します。
- 基本は現金対応はしていない
- 状況でONOFFを切替
- 雨の日は現金OFF
- 渋そうな日は現金ON
- 接客を極力減らしたい日は現金OFF
冒頭でもお伝えしていますが、2024年現状は現金対応はしていません、以前はしていました。
状況でONOFFを切替
目安としては、閑散期などの1時間に1-2件の注文だと現金対応をする事があります。
その日の注文の入り具合やインセンティブクリアまでの残りの配達件数によって、現金ボタンのON/OFFを切り替えています。
雨の日は現金OFF
お札の管理が大変になるので、基本雨の日の現金対応はOFFにしていました。
雨の日はわざわざ現金をONにしなくてもたくさん注文が入るので、現金対応はOFFにしています。
渋そうな日は現金ON
平日や天気の良い日、配達パートナーがたくさんいる日は現金をONにして注文が入るようにします。
接客を極力減らしたい日は現金OFF
寝不足で極力誰とも話したくない時などは、現金をOFFにしたりしていました。
Uber Eatsの現金払いは儲かる?まとめ
- 基本現金払いはしないでOK
- 地方や閑散期は現金対応〇
- 状況や環境で現金対応〇
- 現金払いをするお客頻度は1~2割程度
- お釣りは増え続ける
- クレカの登録必須
- 手元にすぐ現金が欲しい人はアリ
以上で現金払い対応の解説は終わりです。
現金払いの対応をしようか検討している人に少しでもお役に立てたわ幸いです。
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