雨の日の配達って言ったらやはり大変そうなイメージがありますよね。

現役の配達パートナーをしている僕もよく雨の日に配達をしますが、実際大変です。涙
ですが、大変な事だけではないから僕は雨の日でも稼働をする時があるんですよ。じゃあお勧めするのかって言ったらそういう訳でもないんですが笑
今回は、メリットとデメリットに分けて雨の日の配達についてお伝えできればと思いますよ。これから雨の日に配達をやってみたい!という人の判断材料になれば嬉しいです。
Uber Eats配達パートナー(他のフードデリバリーもやってます)。クロスバイクに乗り埼玉エリアで配達。主にさいたま市内で稼働。2019年6月から開始、今も現役。 週に3~5日程、40~80件。
ではまず、デメリットからみていきましょう。
雨の日に配達をするデメリット

皆さんのご想像通り、雨の日の配達はしんどいですよ。
- 事故率が上がる (滑る/視界が悪い)
- 冷たい/寒い
- 車両が汚れるので手入れが必要
- ブレーキシューがすごい減る
- 持ち物が増える
- 現金の対応がしづらい
①事故率が上がる (滑る/視界が悪い)

雨で道がそもそも滑りやすいのもありますが、雨の日のマンホールや側溝はバイクと自転車の天敵。めちゃくちゃ滑ります。

僕も何度か側溝で滑って転んだことがあるんで、今では雨の日以外でも極力避けてます。
あとは、雨で視界が悪くなります。また、レインウェアを着てフードもかぶるとさらに視界は悪くなります。特に左右と後ろですね。
雨で視界が悪くなるのは自分だけではなく、周りの運転者も同じなので事故に巻き込まれる確率もやはりそれなりに上がるのではと考えます。
②冷たい・寒い

雨対策をしっかりしていても、やっぱり濡れてしまったりします。
あと、手だけは手袋をしてても濡れるし、配達中は風も当たるから手袋が冷えて余計に冷たくなりますね。
冬の夜に雨が降った日は、寒すぎで僕も稼働しません。夏の雨は、止んだ後が蒸し蒸しして最悪です。
③車両が汚れるので手入れが必要

雨の日に稼働をすると、バイク自転車共にチェーンや車体が汚れるので手入れが必要になってきます。
この手入れを怠ると、特に金属部分であるチェーンやギアが錆びるので走行能力が低下してしまいます。キュリキュリ言いながら走るのもちょっと恥ずかしいじゃないですよね。
車両を大事にしている人は、雨の日は配達しないと決めている人も多いですよね。
④ブレーキシューがすごい減る

雨の日の自転車稼働は、ブレーキシューの減りが早いです。
ゴムの種類にもよりそうですが、ゴムが雨と摩擦で溶けてるのか付近が黒く汚れる事もありました。
また、画像みたくゴム部分に金属が刺さって、リムを傷つける事が稀にあります。
⑤持ち物が増える

雨の日対策アイテムを使用する事になるので、当然持ち物が増えます(僕の場合、結果忘れものが出る)。持ち物というか準備するアイテムですね。
僕の場合は、レインウェアに帽子、スマホの防水ケースやウバッグのレインカバー、防水シューズ。
ちなみに、よく家を出てから忘れている事に気づくのがスマホの防水ケース。
⑥現金の対応がしづらい

雨で手が濡れているので、現金対応でお札を使う時はかなり気を使います。濡れたお札を渡すのは気が引けますね。僕は、タオルを常備していつでも拭ける状態にして対処しています。
また、雨の日は注文が増えるので、現金対応をOFFにしておくのも手です。OFFにしても注文は意外に入りますよ。
雨の日に配達をするメリット

続いて、雨の日に配達をするメリットです。
- 雨の日インセンティブがある
- 注文が多い
- ライバルが少ない
- ショートドロップが増える
雨の日に配達をするメリットを一言でまとめると…
比較的ゆっくり稼働しても効率よく売上&配達回数を稼げる可能性が高い。
効率よく稼ぎたいって人には特に雨の日は向いてるかもしれません。

雨の日は、チャチャっと短時間やって終わらせるというのも手です。
改めてひとつずつみていきましょう。
①雨の日インセンティブがある

↑2019/1/8と8/3に埼玉エリアにて自身のアカウントにて配達した際の報酬記録とプロモーションです。(※ 報酬は時間、地域、プロモーショ ンによって異なります)
雨の日は、高確率でインセンティブが出ます(必ず出るとは限りません)。
上の画像を見たらわかりますが、みんな稼働をしたがらない雨の日のインセンティブは、週末のインセンティブよりもおいしい事が多いです。
②注文が多い

天候が悪いと注文者も当然家から出たくないので注文が増えます。
そうなると、僕たちの配達のお仕事も増えるので、待ち時間が無くより効率的に仕事が出来ます。

雨だとずっと注文が入るという訳でもないですが
③ライバルが少ない
雨の配達は嫌いな人が多いので、必然的にライバルが少なくなります。
雨の日の注文増加に伴って、より効率よく配達をする事が出来ます。
④ショートドロップが増える

↑上記写真は、雨の日の注文アプリ上で表示されるものです。「配達可能エリアが限定されています。」とあります。
これ、注文者にとっては注文できるお店が限られてしまう(注文者のお住い距離から判断される)のですが、配達側は配達する距離が短くなる事になります。
基本ショートドロップのみになります。今のところ、経験的にも雨の日は遠い注文者に配達はないです。
雨の日の稼働に向いてる人
僕が考える雨の日の稼働に向いている人を挙げてみました。
- 効率よく稼ぎたい人
- Uber Eatsをゲーム感覚でやってる人
- アウトドア、キャンプが好きな人
- 子供の頃、水たまりでびしゃびしゃしてた人
- みんなと違う事をするのが好きな人
汚れるのとか寒いのは気にならない、とにかく効率よく稼ぎたい人は雨の日の稼働に向いてます。
また、スマホゲームの延長感覚でやってる人も意外と雨を楽しんで稼働できるかもしれません。
アウトドアやキャンプ好きな人は、雨慣れしているので、雨の日の稼働もそんなに苦じゃないかもしれないですね。
あとは、みんなと反対の事をしたがる天邪鬼さんも雨の日の稼働は向いてるかもしれませんよ。
雨の日こそ、Uber Eatsが求められている時だと僕は思います。ちょっとでも雨の日の稼働に興味を持ってくれた人は、事故だけは絶対に気を付けながら楽しく稼働しましょう。
最後に巻の雨の日スタイル

僕自身、雨の日にいつも稼働している訳ではないです。すごい寒い日はやっぱり稼働しない時もあるし、ちょっと試してしんどいからやっぱりやめるなんてこともあります。
こうやって、その時に自分で決める事が出来るのもUber Eatsの醍醐味ですね。
雨の日の稼働は、基本現金対応はOFFにしています。理由は、現金対応をOFFにしても鳴る(注文が入る)からです。埼玉エリアは現金払いの注文者が多いので、回数を稼ぐなら現金対応は要検討です。
あと、雨の日の稼働は何度かやってるとなれます 笑 相変わらず忘れ物はしますが…
これから雨の日に配達をやってみたい!という人の判断材料になれば嬉しいです。では、また。
コメント
[…] […]