雨の日の配達って言ったらやっぱり大変そうなイメージがありますよね。
こんにちは、巻です。
現役の配達パートナーをしている筆者もよく雨の日に配達をしますが、実際大変です。涙
ですが、大変な事だけではないから筆者は雨の日はほぼ稼働しているんです。(よっぽど強い雨でない限り)
2022/08/04、埼玉エリア、自身のアカウントにて配達した際の報酬記録です。
(※ 報酬は時間、地域、プロモーショ ンによって異なります)
上の画像は雨の日に稼働した報酬額です、3時間で8,000円は美味しいですよね。
この記事では、今も現役配達員である筆者が雨の日稼動をお勧めする理由や上手な稼ぎ方、注意点などを解説します。
- 雨の日稼働をお勧めする理由
- 雨の日稼働で上手に稼ぐコツ
- 雨の日稼働の注意点
- 雨の日稼働のメリットデメリット
- 雨の日稼働がお勧めの人
これから雨の日に配達をやってみたい!という人の判断材料になれば嬉しいです。
フードデリバリー配達パートナー(Uber Eats/Wolt/出前館/menu)。クロスバイクからバイク(ハンターカブ)に乗り替えて埼玉エリアで配達。主にさいたま市内で稼働。2019年6月から開始、今も現役。 週に3~5日程、40~80件(筆者の直近Uberの売上について)。
↓woltの報酬は安い?雨の日に配達した結果…
ではまず、筆者が雨の日の稼動をお勧めする理由からみていきましょう。
雨の日にUber Eatsの稼動をお勧めする理由
- 雨クエ(特別報酬)が出る
- 高単価案件が多くなる
- ライバルが減って注文が増える
雨の日は基本的に注文が増えます。
注文者も配達員も同じ、濡れるのは嫌ですからね。
注文が増えるだけでも配達がしやすくなるのですが、配達員も減ります。
Uber Eatsの報酬システム上、需給(注文者と配達員の)バランスが崩れると高単価な案件が出てくるようになり、雨クエと合わせてより稼ぎやすくなります。
筆者はこれを狙う為に雨の日は積極的に稼働をしています。
もう雨クエ(雨クエスト)についてはご存知の方も多いと思いますが、Uber Eatsの配達を始めてばかりの人の為にも簡単に解説します。(不要な人は飛ばしてくださいな)
雨クエ(特別報酬)が出る
↑2022/4/26に埼玉エリアにて自身のアカウントにて配達した際の報酬記録とプロモーションです。(※ 報酬は時間、地域、プロモーショ ンによって異なります)
雨の日は、高確率でUber Eatsから特別報酬が出ます(必ず出るとは限りません)。
上記画像は、雨の日になると配達アプリに出てくる雨クエの一例です。1件配達をするごとに+200円が12件分、時間指定されて出てきます。
⇓雨クエなどのUber Eatsの特別報酬についての詳しい解説
これによって配達報酬を加速させます。配達員界隈ではもう常識になっているかと思います。
雨の日は高単価案件が増える
2024年5月からUber Eatsが報酬システムに新しいアルゴリズムを導入した事により、1,000円~6,000円くらいの高単価案件が出てくるようになりました。
配達員界隈ではマグロ釣り、クジラ釣りなんて言っているね。
その高単価の案件は、『配達員の不足』、『配達先が遠い』、『大量案件』などの条件を満たすと出てくるのですが、雨の日はその条件を満たす確率が上がるタイミングになります。
これによって、今まで雨クエ頼りだったものが、この高単価案件を狙って稼働する配達員が増えています。
筆者も最近は、雨クエよりも高単価案件を重視して稼働しているよ。
雨の日のUber Eatsで上手に稼ぐコツ
- 高単価案件を狙う
- 雨クエと高単価案件を使い分ける
- Uber Eats以外のフーデリを使い分ける
筆者が雨の日の稼動で一番重要だと思うのは、ズバリ『高単価案件を狙う』です。
もちろん雨クエも考慮して稼働しますが重視しません。(時と場合によるが)
高単価案件狙いを重視するので、雨クエの12件を達成できない事もありますが気にしません。
とは言っても高単価案件が飛んでこない時もあるので、そういった時は雨クエコンプリートに軌道修正して稼働します。(臨機応変にいきましょう)
また、弱い雨の日で特に平日の時は低単価な案件(320円のミツオと呼ばれている)しか飛んでこない時もあります。
そんな時は別のフードデリバリーに乗り替える事もあります。
↓Uber Eatsと出前館はどっちが稼げる?
↓Uber EatsとWoltはどっちが稼げる?
筆者の場合、出前館かWoltに乗り替える事が多いです。
雨の日に高単価案件をGETする方法
筆者の経験を元に解説してますが、これはあくまで筆者の憶測でもあるので、鵜呑みにせず参考程度にみて頂けると幸いです。
- 遠距離配達が多い加盟店近くに待機
- 配達員が嫌う加盟店、エリアに待機
- 加盟店の多い中心街である事が大前提
高単価案件になった加盟店を
覚えておこう
遠距離の配達が多い加盟店や料理がピックアップしづらい加盟店は高単価になる確率が上がります。
ここに需給バランスが崩れる雨の日が加わる事でさらに高額になっていくと思われます。
やはり加盟店の多い中心街が高単価案件は生まれやすいです、中心街でなくても高単価案件が出てくることがありますが少ないと思います。
なので、一度高単価案件を取ったらその加盟店を覚えておくことをお勧めします。次回も高単価案件がやってくる可能性がありますから。
ここまでが雨の日稼働の良い所でしたが、良い事だけではないので注意点もみていきましょう。
Uber Eatsを雨の日にする際の注意点
- 事故率が上がる
- 雨で濡れて体調を崩す
- スマホが壊れる可能性がある
- 車両が汚れる
- 用意する物が増える
- 現金対応がしづらい
事故率が上がる (滑る/視界が悪い)
雨の日は滑りやすく、視界が悪いため事故率が上がります。
雨で視界が悪くなるのは自分だけではなく周りの運転者も同じなので、事故に巻き込まれる確率もやはりそれなりに上がるのではと考えます。
筆者は約6年間フードデリバリーを続けているけど、幸運にも一度も事故を起こしたことがないよ。
雨の日はなぜか焦ってしまう事が多いので、いつもより安全運転、ゆっくり行動する事を意識すると良いと思います。
↓フードデリバリー各社の補償について
スマホが壊れる可能性がある
雨の日に配達をすると、スマホが壊れる可能性があります。
筆者は雨の日稼働によってスマホを壊したり不具合が起こった経験があります。
- 充電が出来なくなる(直る)
- カメラレンズの結露(時間かかるけど直る)
- 画面のブラックアウト(ほぼ直らない)
以前はiPhone SE2を使用しており、充電器の差込口に水が入り充電が出来なくなるという事がありました。
あとは、冬の雨の日配達後の帰宅後、温度差でカメラのレンズが結露してしまう事がありました。
インカメラが一度結露するとなかなか取れないので困りました。(Uber Eatsは定期的に身分証明としてインカメラで自分を撮影するのが必須)
他にも台風の日に配達をしたら、ディスプレイがイッたこともあります。
車両が汚れる
雨の日に稼働をするとバイクや自転車共にチェーンや車体が汚れるので手入れが必要になってきます。
この手入れを怠ると特に金属部分であるチェーンやギアが錆びるので走行能力が低下してしまいます。
キュリキュリ言いながら走るのもちょっと恥ずかしいですよね。
車両を大事にしている人は、雨の日は配達しないと決めている人も多いですよね。
持ち物(雨の日対策アイテム)が増える
雨の日対策アイテムを使用する事になるので、当然持ち物が増えます。
筆者の場合、追加アイテムはレインウェア、防水ポーチ、スマホの防水ケースに防水シューズ。
最近はスマホの防水ケースは使用せず、サンシェードで雨からスマホを守っています。
現金の対応がしづらい
雨で手が濡れているので、現金対応でお札を使う時はかなり気を使います。
濡れたお札を渡すのは気が引けますね。
筆者は、ハンドタオルを常備していつでも拭ける状態にして対処しています。
↓タオルや現金を雨から守るお勧めのポーチやサコッシュ
また、雨の日は注文が増えるので現金対応をOFFにしておくのも手です。
OFFにしても注文は意外に入りますよ。
最後に今までの事をメリットとデメリットとしてまとめると…
雨の日にUber Eatsをするメリットとデメリット
雨の日にUber Eatsの配達をするメリット
雨の日は効率よく稼げる
確率がグンと上がる
- 高単価案件を狙える
- 雨の日インセンティブがある
- 注文が増えてライバルが減る
効率よく稼ぎたい人は雨の日稼働は向いてると思います。
Uber Eatsの新しいアルゴリズムだと雨の日の高単価案件出現率は高くなるので、積極的に狙っていきましょう。
雨の日は、チャチャっと短時間やって終わらせるというのも手です。
雨の日にUber Eatsの配達をするデメリット
- 事故率が上がる (滑る/視界が悪い)
- スマホが壊れる可能性がある
- 冷たい/寒くて体調崩す
- 車両が汚れるので手入れが必要
- ブレーキシューがすごい減る(自転車)
- 持ち物が増える
- 現金の対応がしづらい
メリットに比べて圧倒的にデメリットが多くなってしまったのですが…
それでも筆者は雨の日の稼動は今でも積極的に行っているし、配達員が増えている現状、人と違う事をしなくてはならないので稼ぎたい人にはお勧めします。
Uber Eatsの雨の日稼働に向いてる人
最後に、筆者が考える雨の日のUber Eatsの稼働に向いている人を挙げます。
- 効率よく稼ぎたい人
- 車両が軽貨物の人
- みんなと違う事をするのが好きな人
車両が軽貨物の人は、雨の日稼働は相性ばっちりかと思います、積極的に稼働していきましょう。
また、汚れるのとか寒いのは気にならない、とにかく効率よく稼ぎたい人は雨の日の稼働に向いてます。
身体が強い人、アウトドアやキャンプ好きな人は雨慣れしているので、雨の日の稼働もそんなに苦じゃないかもしれないですね。
あとは、みんなと反対の事をしたがる天邪鬼さんも雨の日の稼働は向いてるかもしれませんよ。
雨の日こそ、Uber Eats配達員が活躍する時だと筆者は思います。
ちょっとでも雨の日の稼働に興味を持ってくれた人は、事故だけは絶対に気を付けながら楽しく稼働しましょう。
■雨クエスト以外の特別報酬について
最後に筆者から
筆者自身、基本雨の日は稼働しているのですが、すごい寒い日やひどい雨風の時は稼働しない時もあるし、ちょっと試してしんどいからやっぱりやめるなんてこともあります。
台風の日はスマホ壊してますし…
こうやって、その時に自分で決める事が出来るのもUber Eatsの醍醐味ですね。
雨の日の稼働は、基本現金対応はOFFにしています。
理由は、現金対応をOFFにしても鳴る(注文が入る)からです。
埼玉エリアは現金払いの注文者が多いので、回数を稼ぐなら現金対応は要検討です。
あと、雨の日の稼働は何度かやってるとなれます 笑 相変わらず忘れ物はしますが…
これから雨の日に配達をやってみたい!という人の判断材料になれば嬉しいです。では、また。
コメント
[…] […]